番外編:新年明けた白髭海賊団大晦日 ページ30
新世界の大海原のど真ん中を進む一隻の船、白髭海賊団の甲板では朝からバタバタと各隊の隊員たちが忙しそうに準備をしていた。
そう、一年も今日で終わり日付が変われば新たな年を明けるという一年に一度のビックなイベントに隊員たちは宴の準備に覆われていたのだ。
座敷童としてこの世界に転生トリップを果たしたAも初めての年明けとなる。
どことなく、ソワソワしているように見える
未だに白髭海賊団の中で彼女の姿を視えるのは16番隊の隊長「イゾウ」と船長の白髭「エドワード・ニューゲート」の二人である。
1番隊の隊長マルコは姿は見えないが気配は感じるようでイゾウが近くにいる時は通訳を頼んでいる
現在彼女のことでわかっているのは、エースのみが何故か触れられ見えるという唯一の存在であること
数日前に体験した不思議な島で占い師のおばあさんが持つアイテムが唯一彼女の姿を見ることができる代物があるという情報もあったということで、それをいつイゾウに言うかタイミングを計らっていた
四番隊は勿論夜の宴の準備のため昼食を終えてからは夕餉の準備に覆われて大忙し
時折Aも不思議な力で昼食に使った大量の御皿を洗うのを手伝ったり、洗濯物を一気に終わらせたりと世話しなく働いている
Aがいるところでは、冷気が漂うということもあり隊員たちは冬の寒い季節だが、更に冷たくなると座敷童＝神様的存在がいると信じて声をかけたりすることがあるのだ。
マルコは今日も今日とて書類整理などに覆われていて朝からずっと手を動かし黙々と作業をしている
マルコ「‥‥はぁ、まったく書いても、書いても終わる気がしねぇよい」
あいつら書類の提出期限ぐらい守れってんだとぶつぶつと愚痴を零しながらも書く手を止めない。
するとコンコンとノックが聞こえると「開いてるよい」とマルコが声をかける
誰もいないのに自動的にドアが開きいつの間にか自分の作業机に温かいコーヒーが置かれていた
マルコの隣に僅かながら冷気が漂っており、人の気配もあることから座敷童のAが運んでくれたのだと認識した
マルコ「‥‥あぁ、Aかよい？」
と訊ねるとコンと机を軽くたたく音が聞こえ「はい」と答えているようだ
マルコ「ありがとうねぇい、そろそろ一休憩入れようと思っていたところだよい
コーヒー、頂くよい」
マルコは眼鏡をはずしコーヒーカップに口をつけて啜って飲んだ
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蒼陽(プロフ) - mikittyさん» コメントありがとうございます。明日は早出の仕事なので後日更新しますので楽しみにしていてください！ (2022年8月10日 23時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 続編楽しみに待っています！ (2022年8月10日 22時) (レス) @page50 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - 水無月弥生さん» ありがとうございます。熱は下がっているんですが咳がまだ続きますね今月は外に出られないので家にいますが月末あたりに更新できたらいいなと思ってます (2022年3月22日 19時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
水無月弥生(プロフ) - え！？辛い中メモありがとうございます。咳と鼻水辛いですよね,いつまでも待ってますので今はどうかご自愛くださいm(*_ _)m (2022年3月22日 17時) (レス) @page35 id: 9fe8b56f99 (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - りささん» ありがとうございます。仕事が忙しくて…中々更新できずすみません←言い訳）なるべく早めに更新しますね！ (2022年3月16日 20時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼陽 | 作成日時：2021年10月26日 13時
