1章:初めて見えた君の姿 ページ23
フォール「まぁ、物は試しエースさんは霊感があるようだからねぇ…そこの君つけてみたらどうだい？
可愛い座敷童様が見えるよ」
とニコニコ表情を崩さずアレンにブレスレットを手渡す。エースにちらりと視線を向けるとエースが頷くと渋々その如何にも怪しそうなブレスレットを装着した
するとポォゥという淡い光がブレスレットから放たれたと思えば2秒もしないうちに消えてしまい
何が起きたのかわからず混乱しながらエースのほうを見ると背後に小さな人間が一人増えているのが見えた
アレンは見間違いかと思い目をこすって改めてエースの背後を見るがやはりいるのだ。
先ほどまではいなかったはずの小さな存在が。
アレン「‥‥っ！」
エース「‥‥どうなんだ？みえるか？」
《‥‥見えてる、みたいですね汗)》
口は開いているのに言葉がでるわけではなく、頭の中に直接響いている感じに思わず身体がビクッと跳ねるアレン。元々、アレンはホラー系が大の苦手のため先ほどまで見えなかったものが突然見るようになってしまった不思議な現象に脳内が追いつかず硬直している。
エースは硬直しているアレンの顔の前に手を前後に降りながら「おーい」と呼んでいると我に返ったアレンがはっとエースのほうを見て口をパクパクしながら指をさした
アレン「‥‥ひぇ〜、あ、あの‥‥船長‥‥ひょっとして、船長の後ろにいるのは‥‥」
エース「あぁ、そうだ！みえんのか？！」
フォール「座敷童様よ‥‥フォッフォッ、可愛いじゃろう？」
《…えっ‥‥？えっ！》
アレン「‥‥でも、不思議っすねぇ〜怖くはないっす
どうも、俺はスペード海賊団の戦闘員「アレン」っていいます」
《あ、これはこれは、ご丁寧に僕はAといいます。元々は別の船にいましたが、何らかの理由でエースさんの船にいました。戻れるまでよろしくお願いします！》
お互いにぺこりとお辞儀しながらほのぼのとした挨拶を交わした
エースたちはこの時初めて座敷童としかわからなかった少女の名前を知ったのだ
エース「お前、‥‥Aっていうのか？」
《そうです‥‥今まで挨拶ができず。ごめんなさい…改めてAです
よろしくお願いします》
この時初めてお互いのことを知ったのでした。
アレン「…確かにかわいいっすけど、とりあえずこれは船長にお返ししますね」
と言ってブレスレットをエースに渡した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 591人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蒼陽(プロフ) - mikittyさん» コメントありがとうございます。明日は早出の仕事なので後日更新しますので楽しみにしていてください！ (2022年8月10日 23時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 続編楽しみに待っています！ (2022年8月10日 22時) (レス) @page50 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - 水無月弥生さん» ありがとうございます。熱は下がっているんですが咳がまだ続きますね今月は外に出られないので家にいますが月末あたりに更新できたらいいなと思ってます (2022年3月22日 19時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
水無月弥生(プロフ) - え！？辛い中メモありがとうございます。咳と鼻水辛いですよね,いつまでも待ってますので今はどうかご自愛くださいm(*_ _)m (2022年3月22日 17時) (レス) @page35 id: 9fe8b56f99 (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - りささん» ありがとうございます。仕事が忙しくて…中々更新できずすみません←言い訳）なるべく早めに更新しますね！ (2022年3月16日 20時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蒼陽 | 作成日時：2021年10月26日 13時
