8章:不穏な影再び ページ27
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「……なんだ?……あぁ、なに?奴が動き出しているのか?」
ポルシェ356Aの車内では、ジンがベルモットからの電話を受けていた
ベルモット『えぇ、彼が動き出すということはまた何か企んでいるようでしょうけど…』
ジン「奴が動くなんて珍しいな…何を企んでやがるんだ?」
ベルモット『さぁ?探り屋のバーボンも彼が何をしているのかまではつかめていたないようだけど彼は日本に来て今米花町杯戸町付近で動いているらしいわ』
ジン「ふん、何をしようとしているのか知らねぇが、へまをして消されないことを願うばかりだな…」
ベルモット『また何かわかったら報告するわね』
ジン「あぁ」
ジンは通話を切った運転をしているウォッカはジンに訊ねた
ウォッカ「何かあったんですかい?」
ジン「…あぁ、ベルモットからの報告であいつが動き出したらしい」
ウォッカ「奴…といいますと」
ジン「あぁ、最近はおとなしくしていたと思っていたが情報屋とスナイパーをしている組織の中でも俺たちと同レベルの男……」
ジンは吸っているたばこを離し煙を吐いて一息ついた
ジン「…「カミカゼ」だ…」
※オリジナルです
ウォッカ「カミカゼ…といいますとあの「ピンガ」の立ち位置と同じくらいの奴ですよね?」
ジン「あぁ、ピンガはRUMの側近の奴だがカミカゼはRUMの手下でもありマイペースに行動するから問題視している奴らしいがな…仕事を任せれば確実に成功させるボスもお気に入りの奴だ…
ここ一週間前から日本に来ているらしいが任務できているわけではないようだ」
ウォッカ「…はぁ、カミカゼが動くとなるとだいぶ日本に幹部たちが集結し始めていやすね」
ジン「あぁ…まぁ今は様子を見るしかねぇな…なんせ日本には「シェリー」が逃げ隠れしているかもしれねぇんだからな」
ウォッカ「そういえばシェリーの姉を殺したことでシェリーが反発して閉じ込めていたのにいなくなっていやしたもんねぇ…探したのに見つからない」
ジン「まぁ、焦る必要はねぇゆっくりと追いつめてシェリーをあの世へ送ってやろうぜ…先に逝かせた姉のもとにな…」
一方警視庁では最近毛利小五郎が優秀な名探偵として活躍し始めたころ
米花町、杯戸町では複数のとある事件が多発していた
米花町を担当している目暮率いる佐藤達捜査一課もまた娘が家に帰ってこないという親から捜索願が多数寄せられていたのだ
そこでこれは連続誘拐事件ではないかと対策本部を立ち上げていたのだった
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蒼陽(プロフ) - ユナ@前垢消えたさん» 返事が遅くなってすみません!ようやくこの3章を完結させることができました!次回は4章へと続きますコメントありがとうございました、また応援よろしくお願いします。 (9月25日 2時) (レス) id: 306cc09e04 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ@前垢消えた(プロフ) - 続きが気になりますッッ (7月6日 15時) (レス) @page42 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - ベル姉さん!! (7月3日 21時) (レス) @page42 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 嬉しいコメントありがとうございます!中々更新できなくてすみません!これから少しずつですがこの作品も再開しますので楽しんでくれればと思います! (7月3日 21時) (レス) id: 306cc09e04 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (6月5日 22時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼陽 | 作成日時:2022年12月25日 22時