女 の 子 の 日 【ヒロアカ】

＋ 死 柄 木 弔 *ﾘｸ ページ8

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彼方 様リクエスト

遅くなり、すみませんでした( ˙-˙ ；)


°




小さなグラスに入った茶色の液体。
外は暑いはずなのに冷えたBAR内。

そんな空間の中に
モヤを纏った男が1人。
手を沢山つけた風貌の男が1人。

···そして何故か汗ばみ苦しそうな女が1人。




「なぁ、A。お前はこの計画をどう読む？」

「···んーー···っ、侵入の際に気をつけることをまとめてからの方がいいと思う。これじゃあ少し大雑把すぎる。」




一息で言い切った女の呼吸はだんだんと荒くなっていった。

不審がるモヤ男。
まだ気づかない手男。


女はひゅっ、と嫌な音を鳴らしガタンと机に突っ伏した。

幸い、バーカウンターに座っていたため頭などを打つことは無かった。




「黒霧···！あったまる物用意しろ···！！」

「分かりました。」




文面にこそあらわれないが黒霧と呼ばれたモヤ男は少々焦っていた。

ただすぐに言われた通りお湯とペットボトル。そしてタオルを用意する。


パッとかおをあげると手の男と倒れた女の姿は見えなかった。






▽▽▽




A side





お腹に激痛が走っていた。
意識は朦朧とする中、揺れるような衝撃に驚き、うっすらと目を開けて原因を探す。

すると背中と膝裏あたりになにか違和感を感じ、数秒後に姫抱きされているのに気がついた。



そのまま体を預け気づけば自室。

しばらくすると、だんだんとお腹はあったまり痛みも和らいだ。




久しぶりというか、初めて見たかもしれない彼の優しさに私は少し心臓がドキリとはねた。

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