第8話 ページ10
ユウside
ケイト「オッケー！大丈夫！リラ〜ックス！
なんとかなるなる！寮長に首をはねられたくなきゃ、急げ〜！」
強制的かよ！
そう思いながらも、俺らは作業を開始した。
デュース「赤…赤…それっ！うわぁぁぁ！
青になったぞ！」
グリム｢色よ変われ〜っ！それっ！ギャー！薔薇が燃えちまったんだゾ！｣
2人は、大慌て。青や緑に変わったり、燃えたり…
ここいつかなくならないか？？←
ケイト「思った以上に容量悪いなぁ君ら」
そう言えば、Aくんは…
そう思い、振り返ると
『red dyeing!!』(朱に染まれ)
そう唱えたら、薔薇が全て真っ赤に染まった。
ユウ「凄っ！」
エース「ヤバくね！？」
デュース／グリム「えぇぇぇぇ！？」
ケイト「許容量多くない？そんな大規模に魔法使って大丈夫なの！？」
兎に角、俺含め驚いた。いや、凄いもんだって
『いえ、特には…』
ケイト「えぇ…って、その首の7色のやつ何？」
そう言えば、首についてるな。
たしかに気になる。
ユウ「確かに、何？それ」
『…これは、大切な人に貰ったものなんです』
一瞬戸惑いを見せたが、直ぐに照れたように微笑んだ。
画になるなぁ…
エース／デュース「…ﾑｯ」
嫉妬かぁ…若い←同い年
エース「つーか薔薇は白いままでもよくね？綺麗じゃん」
ケイト｢こればっかりは伝統だからね。【なんでもない日】おめでとうパーティーの日の薔薇は赤！クロッケーは、バットに7色のフラミンゴ、ボールにはハリネズミを使うのがお決まり」
グリム「変な決まりばっかりなんだゾ！」
ケイト「これはグレート・セブンの1人、ハートの女王が決めたルールなんだって。リドルくんは歴代寮長の中でもガチガチに伝統を守ってる真面目な子だからね〜」
『…！』
エース「そうだ、オレ寮長に話しがあるんですけどまだ寮内にいます？」
一瞬…Aくんの顔が、驚きに染ったような…
でも、周りは気がついてないのか、会話を続けている。
ケイト「え？まだいる時間だと思うけど…。寮長のタルトを盗んだエースちゃん、 お詫びのタルトは持ってきた？」
ユウ「た、タルト？」
そんなこと知らない俺らは、勿論手ぶらだ。
エース「え？いや、朝一で来たから手ぶらすけど…」
ケイト「あちゃ〜、そっか。まあ見るからに何も持って来てないよね。ハートの女王の法律・第53条【盗んだものは返さなければならない】に違反しているから寮には入れられないな」
雰囲気が変わる…
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藍(プロフ) - 凄く面白いです！続きが凄く気になります！更新頑張ってください！！ (2021年3月1日 0時) (
レス) id: fbff83c9ca (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ（作者） - すみません！ご指摘ありがとうございます！ (2021年2月23日 21時) (レス) id: acc88575d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわふわ | 作成日時：2021年2月23日 17時
