百三十四個目の消去 ページ8
そんな話の、少し前
主人公side
『…やっぱりこのまま、放っておくわけには…』
フェイは本当に、孤独を乗り越えられたの?
本当に、大丈夫なの?
「…分かっているのか?自分の置かれた状況を」
『…分かっています。だからこそ…お願いします、これで最後にしたいんです』
サカマキの目をまっすぐに見つめてそう言った
本部の命令にこれ以上は逆らえないと分かっているけど…
今は本部も私をサリューに合わせたくないはずだ
「…いいだろう
その代わり、今回限りだ。
次からは…余計な思いは捨てろ」
『! ありがとうございます……本部のこと、よろしくおねがいします』
最後に、1度だけ…
雷門を、フェイを…最後に1度だけ、見送らせて
＊
見送るって言ってもひょこっと出ていくわけにはいかいないから、岩陰から見ているだけになる
ただちょうどタイミングがよく、雷門も帰る寸前だったらしい
どうやらトーブさんは雷門と共に行動することを決めたようだ
「トーブ…いいの?ビッグを置いて行って…守ってやるんじゃなかったの?」
「ｷｭｳｩ…」
フェイの隣で、ビッグが悲しそうに声を上げる
「お前の戦ってる姿を見て分かったんだぞ!」
「ｷｭｩ…?」
「ビッグなら一人でも大丈夫だ!!
ビッグはロックスターの後をついで
獣の谷のボスになるっていう、すっげぇ大事なことがある!
いつまでも誰かに頼ってはいられねえんだ!」
「それはそうだけど…」
「それに一人になったときこそわかるんだぜ?
本当に強いかどうかがさ!」
ひとりになった時こそ、本当の強さがわかる
…私も、フェイのことを気にしすぎているのかもしれない
彼の伸びしろを、なくしているのは私かもしれない
「…でも、ビッグは親を亡くしたばかりなんだ…」
『……』
フェイは少しの間俯いていたけれど、顔を上げるとビッグに向かって微笑んだ
「ｷｭｳｩ!!」
フェイが笑うと、ビッグも楽しそうに笑う
…よかったね、フェイ
いい友達ができて…ビッグが、いて、
「よく頑張ったね、ビッグ…これでお別れだ」
「ｷｭｩ…」
「おまえなら、きっと獣の谷の立派なボスになれるさ」
『……』
フェイは
笑っているけど、きっと心の中では泣いてる
それをビッグには、見せないようにしてるんだ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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優＠蘭厨（（(プロフ) - デルタさん» うんwwwwまあね？ 駄作じゃないし！！！！泣かないで！！！（（おろおろ (2013年7月14日 12時) (
レス) id: a0ed34e487 (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - 優＠蘭厨（（さん» でもアニメ通りなんだよね・・・；駄作だし泣いちゃう・・っよ・・ (2013年7月14日 9時) (レス) id: b7b93d76e2 (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - ミシェルさん» だ、大ジョブ！？おぉうふ・・・頑張れ！ミシェルちゃん！！ (2013年7月14日 9時) (レス) id: b7b93d76e2 (このIDを非表示/違反報告)
優＠蘭厨（（(プロフ) - デルタさん» あははwwほかに、SARUと支援者Xの話のところで微妙なとこあったんだけど・・・・ ないよ！？駄作じゃないし！！！泣かないで！！！ (2013年7月13日 20時) (レス) id: a0ed34e487 (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - 優＠蘭厨（（さん» めっちゃ細かいところまで！？ありがとう！！ あるよ？そ、そんなこと言われても・・・ (2013年7月13日 20時) (レス) id: b7b93d76e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2013年6月30日 10時
