百三十八個目の消去 ページ12
アーサー王の話は知っている
もちろん、結末も
だから…
『…安心してね、きっと彼らが救ってくれるから』
いってきます、と一応レイ・ルクに声をかけて
洞窟をマスタードラゴンと共に飛び立つ
とりあえず、アーサー王の城に向かえばいいそうだ
＊
『あ、いました…』
どうやら円卓の騎士のテストをしていたようだ
やっぱり…雷門は円卓の騎士だったんですね
テストは終わった、というよりは中断されたって感じだ
『私が攫うのは…葵さん、ですね』
格好から予測する限り、ですが
そして天馬さんたち…見習い騎士さんたちは、無事テストに合格したみたいです
…そろそろ出番、か
確かレイちゃんは天候を操る…とか言ってましたしね
ついでに＊＊＊の力で少しだけ手助けしよう
私はそっと指を鳴らした
途端に黒い雲が空を覆い始る
稲光が発生し、雷がビリビリと発生する
｢!?｣
｢なんだ!?｣
『…行け』
私の合図で城に雷が落ちる
そして次の雷が光ったところで、私達は地上におりたった
｢!!｣
「っ、なにあれ!?」
「ドラゴン…!?」
「あれは…マスタードラゴン…!」
「あれが第九の力…」
マスタードラゴンが、雄叫びを上げる
背の上にいる私も思わず耳を塞ぎたくなる
「あんなの獣の谷でも見たことねぇぞ!」
「恐竜じゃないよ!ドラゴン!」
さて…私に気づく人はいるかな…?
｢っおい見ろ!!｣
｢!?｣
「人が乗ってる…!?」
「でもなんか…本で見たのとちょっと違う…」
…やっと気づいてくれましたか
私は再びマスタードラゴンに指示を出す
『…行くぞ』
もちろん狙いは…
「アーサー王たちが狙いか!!」
「みんな!守るんだ!!」
｢｢はい!!｣｣
「マスタードラゴン…どうしたというのだ!!」
だけどマスタードラゴンには、言葉が届かない
「! これは…メローラ、城の中へ!!」
「あ…はい!」
『壊せ』
悪者は、私だ
あなたはいずれ、救われるから
だから今だけは……どうか、ゆるして
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優＠蘭厨（（(プロフ) - デルタさん» うんwwwwまあね？ 駄作じゃないし！！！！泣かないで！！！（（おろおろ (2013年7月14日 12時) (
レス) id: a0ed34e487 (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - 優＠蘭厨（（さん» でもアニメ通りなんだよね・・・；駄作だし泣いちゃう・・っよ・・ (2013年7月14日 9時) (レス) id: b7b93d76e2 (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - ミシェルさん» だ、大ジョブ！？おぉうふ・・・頑張れ！ミシェルちゃん！！ (2013年7月14日 9時) (レス) id: b7b93d76e2 (このIDを非表示/違反報告)
優＠蘭厨（（(プロフ) - デルタさん» あははwwほかに、SARUと支援者Xの話のところで微妙なとこあったんだけど・・・・ ないよ！？駄作じゃないし！！！泣かないで！！！ (2013年7月13日 20時) (レス) id: a0ed34e487 (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - 優＠蘭厨（（さん» めっちゃ細かいところまで！？ありがとう！！ あるよ？そ、そんなこと言われても・・・ (2013年7月13日 20時) (レス) id: b7b93d76e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2013年6月30日 10時
