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第7話 箱 ページ8
ハッと目が覚めると、そこは部屋だった。
白い、質素な部屋。
部屋の角には監視カメラのようなものがある。
壁も床も、ベッドも白い。
けどそこには窓がなかった。
目の前にドアが一つだけ。
寝そべっていたベッドから降りようとして、自分の服も白いワンピースになっていることに気がつく。
何が起きているのか理解が追いつかず、呆然とした頭で精一杯の記憶を辿る。
しかし思い出せるのは、sellyさんと友達になったところまで。その後の記憶がまるで無いのだ。
「…あれ、スマホはある。」
パッと画面をつけると、そこにはカカオトークとかかれたアプリしかない。他のSNSや配信アプリなどが何一つ残っていない。
「どういうこと？私に何が起こっているの？」
スマホに通知が来る。
カカオトークからのようだ。
《起きた？A》
「……selly」
差出人はsellyだ。
ここに私を閉じ込めたのはsellyなの？
心当たりしかない。
逆にselly意外だと困るけど。
いや、どちらにしろ困るけど！
《selly、これはなに？私に何をしたの》
《大切から箱に入れた》
「嘘、でしょ…。」
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黒川かぐや(プロフ) - 好きです、こんなに設定とか、キャラの新庄とか、書かれていて尊敬します！ほんとに面白いです！この作品を書いて下さりありがとうございます😖🫶🏻💕︎︎ (7月16日 2時) (
レス) @page36 id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：anesamaya | 作成日時：2022年11月14日 12時
