検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:34,256 hit

Chocolate…fifty two ページ4

_貴方side_









鷺原さんと近くのコンビニへお昼ご飯を買いに行き、休憩室で昼食を済ませる。



鷺「御影ちゃん、チョコあげる」

貴「え…ありがとう。」


吉「2人とも〜もうすぐ出てきてね〜」

貴「はぁーい」


口の中でコロコロとチョコを転がしながら返事をする。

チョコの香ばしく甘い香りが口の中いっぱいに広がる。美味しい




鷺「よし、じゃあそろそろお仕事行こっか〜」

貴「うん」






吉「じゃあ、午後も頑張ろうね〜」


鷺/貴「はーい」



ゆるくゆったりとしたこの雰囲気のお店はとても居心地が良い。









まったりとストーブの前に陣取って座っていると、店長が話し掛けてきた。


吉「Aちゃん…そのお洋服、うちの店の生地?」

よっこらせと私の隣に座る店長。

貴「そう…。ゆきが作ってくれたの」

吉「ゆきって、前に契約しに来た子?」

貴「うん」

吉「へぇ…。前にもAちゃん、幸くんが衣装作ってるって言ってたの本当だったんだね〜」


あははっと笑う店長


貴「嘘だと思ってたの…」

吉「ちょっとね」



するとゆっくりと立ち上がった店長がこう言った。


吉「Aちゃん、折角幸くんが素敵なお洋服作ってくれたんだから、お店の宣伝も兼ねて接客をたくさんやって欲しいな〜」

にこっと微笑む店長。

…正直接客は苦手。どう接すればいいかわかんないし、(一応従業員)商品の事質問されても説明できる自信はない(一応従業員)

できるっちゃできるけど…


貴「え〜…」

吉「え〜じゃないよ〜。チョコあげるから」

貴「やる」

吉「いいね〜」



すると店長は自分のポケットから
チョコを1つ取り出してくれた。



吉「これ意外と美味いやつ」

パクリと口に入れると、
入れた瞬間に高いやつだ、と分かった。
芳醇な香りが口いっぱいに広がって鼻まで甘い香りが匂う。
濃厚なのになめらかな味わいで奥深い。
なんだこれ



貴「やば…これ、頑張る…」

吉「ふふーん、いいでしょ。頑張ろうね」



ストーブで温まった体を奮い立たせ、入社したての頃に覚えたマニュアルを思い出す。




鷺「お客様来たよ〜」


鷺原さんが声をかけてくれた。

吉「よし、行ってきな」

その声を聞いた店長は
ポンと背中を優しく叩き、送り出してくれた。









…接客モード、開始。なんてね





貴「いらっしゃいませ。どのような品物をお探しですか?」








…お給料入ったら店長からもらったチョコ買ってみよう。

Chocolate…fifty three→←Chocolate…fifty one



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
209人がお気に入り
設定タグ:A3! , 御影密,愛され , 若冬
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

若冬(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます!不注意でした…。ありがとうございます! (2018年3月3日 23時) (レス) id: 8a16ac0c69 (このIDを非表示/違反報告)
- 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月3日 20時) (レス) id: 65add850d3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:若冬 | 作成日時:2018年3月3日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。