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「それで何かあったの？今日は」
『えっと...倫也さん元気だったかなーって』
「うん、元気だったよ 他は？」
『えっ、あ、その、
この間のLINEの猫ちゃん可愛かったですね』
「あーそれがさ、あの猫さん
最近は来なくなっちゃったんだよねぇ
それで？」
黙り込む私、首を傾けながらじっと私を見つめる倫也さん
視線が痛すぎる...この人に
誤魔化しはどうやら効かないみたいだ
まあ、最初から分かってたといえば
分かってたことなのだが。
倫也さんが痺れを切らす前に
ゆっくりではあるが、ぽつりぽつりと話し始めた
『しばらく会えない間...
ずっと考えてたんです。
あの時...言ってましたよね
�猝詰�のないように接して�瓩辰�
それで...私なりに...
無理のないような接し方って...
なんなんだろう...って』
普通の人だったら急かしてしまうくらいの
ぐずぐずした話し方だったと思う
それでも倫也さんは何も言わずに
優しく相槌を打ってくれていた
「その言葉が重荷になっちゃってたかな」
『いや！違うっ...違うんです
そうじゃなくって...』
言いたい言葉が思うように出てこない
震える唇をぐっと噛み締めた
伝えて...後悔しない？
もう誰も傷つけたくない
それでも
それでも............
目じりに滲んだ涙を拭って前を向いた
『...あなたを好きになりたくない
私きっと、また忘れちゃうから』
目の前の倫也さんの顔がぼやけて
どんどん見えなくなっていく
拭っても拭ってもどんどん涙が溢れる
だめだ、もう私......止まれない
「A...」
私の頬を拭おうとした倫也さんの手をとって
真っ直ぐに彼を見つめた
『でも...
もうこの気持ち抑えきれない...
頭の中が倫也さんでいっぱいで
こんなの初めてだから私も何が...何だか...
...とにかく私、倫也さんのことが
好きで好きでたまらないんです』
こんなに誰かを好きになったのは
初めてだった
いや、元を正せば2回目なのかもしれない
同じ人を、2度本気で、好きになったんだ
突然の告白によほど驚いたのか
彼は目を丸くしたまま固まっていた
ふと、手を握ったままだったのを思い出して
慌てて離そうとすると
「待って」
初めて聞くような低い声
倫也さんは離れかけた手を
また引き戻し、強く握った
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はなちゃん(プロフ) - 嬉しすぎるお言葉ありがとうございます(;_;)是非中村さんちの倫也くんの声で脳内再生してみてください…！！！良かったらこれからも見てってください〜！！ (2020年6月21日 20時) (
レス) id: 8e7ec35261 (このIDを非表示/違反報告)
sho.kano0129(プロフ) - キュンキュンで胸が痛いです!! "俺に溺れてよ"とか言われてみたい!! (2020年6月21日 18時) (レス) id: 9f4af29832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなちゃん | 作成日時：2020年6月7日 3時
