お仕事。 ページ4
Aside
無事に現場に着きました。
ビルがおっきいです。はい。
ここはレコーディングスタジオとかも入ってるから、よく同業者の皆さんにお会いする。
先輩も今日はここで仕事してるらしいから、お仕事終わったら合流します
確か……３階……だった気がする
エレベーターを待っていると、
「あれ、Aじゃん！」
と声を掛けられた。
この声はしらいむだな(確信)
「やっほ〜、今日レコーディング？」
ビンゴ。
「違いますよー、これから次の配信ライブの打ち合わせです。」
「そうなんだー」
なんだその自分で聞いたのに大した興味の無さそうな返事は。
チーン、と音がしてエレベーターのドアが開く。
「白井さん何階ですか？」
「あ、７階〜、ありがとね」
「白井さんこれからレコーディングですか？」
３階と７階のボタンを押してから、白井さんに聞く。
「そうだよー、乱数のレコーディング」
ってことは、
「先輩も居るんですか！？！？！？」
「相変わらず壮馬のことになるとすごい食いつくね〜
居るよ、壮馬」
いいなぁ……、いいなぁ！！！
「白井さん……変な気起こさないでくださいね？野津山くんにも伝えといてください
あ、壮馬さんには愛してますっ♡って言っといてください」
ここまで言い終わって満足したところで、３階に着く。
「それじゃあ白井さん、また」
「はぁーい、ちゃんと伝えとくね〜」
しらいむに送り出されて部屋に向かう。
ドアを開けると、
「あ、一ノ瀬さん、今日はよろしくお願いします」
相手側の方がご丁寧に挨拶してくれた。
よし、お仕事スイッチオン！
一ノ瀬A、いっきまーす！！
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作者名：あねもねたおる。 | 作成日時：2021年9月3日 19時
