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IDOLiSH7の結成一周年記念会ももう終盤。IDOLiSH7の大人組は大分出来上がっていた。TRIGGERも例外ではなく、唯一無事(?)な楽と大和がちびちびと酒を飲んで語らいでいた。
三月と龍之介は2人で肩を組んで日本語ともつかない言語を発しながらぎゃははは!と騒いでいる。
未成年組はそれぞれを呆れて見ながらそれぞれ楽しんでいた。
壮五に至っては先程まで暴走していて今は何故か万理の膝に落ち着いて寝ている。
「俺だって万に膝枕してもらった事ないのに……!」
「千……ちょっとキモイ」
「千!俺がいるじゃん!」
一方Re:valeは酔ってはいるものの、ほろ酔い程度でずっと茶番をしている。父さん(千)、母さん(百)、浮気相手?(万理)というおかしな関係の完成だ。
ピルルルル
と、その時鳴った着信音に、皆携帯を確認しはじめた。
「ごめん俺だ。……もしもし、どうしたの?」
どうやら万理だったらしい。着信音で起きかけた壮五を撫でて落ち着かせながら、万理は電話に出る。
「え、多分もうすぐ終わると思うけど…。うん。……え!?マジか……なるべく早く帰る」
万理が電話に出たことで少しムッとした千は、先程撮った万理の写真を待受に設定した(すぐに百に見つかって百のキメ顔自撮りに変えられた)。
「麻耶……ありがとう。うん、じゃあ…」
バッと千は万理を見た。元相方の口から女の名前が飛び出たからだ(しかも呼び捨て)。
そして千はあるものを見つけて口をパクパクとさせた。
「万、今の電話は……それにその指輪」
千が見たのは万理の左手薬指に輝くシルバーだった。目を見開いて驚く千に万理はあっけらかんと答える。
「あぁ、嫁」
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「………………………………………………は?」
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アイナナはこおし - 8番めっちゃ続き気になる! (2020年5月3日 2時) (レス) id: 3d2c97c996 (このIDを非表示/違反報告)
兎 - オリキャラ多くないですか? (2018年2月4日 11時) (レス) id: 8632d56fb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あね | 作成日時:2016年11月22日 17時