インハイ後 ページ5
白鳥沢に負けた……
若利に気づかれなかったからよかった。勧誘されそうだし……
とりあえずもう少しで夏休みだ。
ただある日の昼休み直々に来た及川ファンであろう先輩らに呼び出され体育館裏に行けば
及川さんに近づくなとかマネージャーやめろとか、地味なくせに生意気なのよといわれ、
まあ数発殴られた。
透「……全然痛くないんだけど……はは。マネージャーやりたいなら希望出せば良くないですか?却下されてるのは男目的だから……知ってますか?マネージャーしてると手は荒れるし、かなり力使うし、……及川さんめんどくさいし……気持ち悪いし……惚れる要素なんてないよ?まあバレーという要素加えればかなり凄いし努力家だ。よく無理して怪我して隠すのは辞めて欲しいけど」
殴られる手をバシと掴み
透「ほら脇腹がら空きだよ気が済むなら殴りなよ。そのへなちょこななぐり方で……っ…ふふはははっ。うちは手を出してない。意味わかる?君の欲望、君の嫉妬。つまり自分のために人を傷つける愚かな行為。普段からのその服装の乱れ。……うちは1年の首席で服装の乱れも素行もまあまあいい訳。今はね。意味わかる?馬鹿な先輩さん?」
そこにたまたま来たバレー部男子3年が目を見開いた
透「あー誰か先生呼んでくれませんか?」
軽い痣、赤い頬をして、ズレたメガネをかけ直す透。
膝が崩れ落ちた先輩
花巻松川が先生を呼んでくれ、先輩は連れていかれ
及川は涙だらだらだ
岩泉「すまん。こういうのは初めてか?」
透「まあ。ずっとスルーしてて、今日直々に来たんでここ来ました。まああれくらい全然ですよ。力もないパンチなんて。あ、、もしかして色々聞こえました?」
岩泉「いや、つか保健室行くぞ。おいクソ川がなんでそんな泣いてんだよ」
及川「俺ちらりと聞こえてたから……透ちゃんがあんな俺を「バレー時だけですが…普段は気持ち悪いんで」…え?」
花巻「肩貸してやるぜ。」
透「いや、歩け「ほら青春感あるだろ?」…松川さんまで…はあ。お願いします。」
花巻「今めんどくさいと思っただろ。」
透「そーですね。にしても保健室行く程じゃ……」
及川「怪我は危ないんだから!」
透「それ及川さんがいいますか?」
なんか……いいね。こういうの。
少し幸せかもしれない。
うちはどちらがいえば影山みたいな人付き合い下手な選手だったしな
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MiSo(プロフ) - 初コメ失礼します!続き楽しみです!更新止まっちゃってますが、再開したら無理しないで更新頑張ってください! (2020年5月22日 22時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田真衣 | 作成日時:2018年11月8日 17時