Android 013 ページ13
自分も浴衣に着替え、Aを連れてツナん家に行ってみる。多分、ツナと獄寺も行くと思うから。
ツナの部屋に上がり、薄緑の浴衣を着たツナに声をかけた。
「よっ！ツナ。お前も祭り、行くか？」
「や、山本ぉ〜！！」
「おっ？ どーしたんだよ」
様子がおかしいツナ。
ツナは言った。
「ど、どどどどーしよーっ！京子ちゃんに、お祭り行こうって誘われちゃった！！」
「やったじゃん！ツナ！！」
喜びながらも、焦るツナは、
「それが、てっきりハルもなのかと思ったら、ハルは新体操の合宿でいないって！二人っきりだよ〜っ」
「なおさら、やったじゃねーか！ 何、焦ってんの？」
「だ、だって………なにかあったらどうしようって…！」
ツナがかなり弱気だ。ヘタレ。まだ何かあったわけじゃないから、心配してもしゃーないのにな。
「大丈夫だって！」
俺は、ツナの肩を叩く。だけど、今一つ安心出来ないみたい。
すると、意外にもAがツナに言った。
「ツナ様は、京子様という女性を愛してらっしゃるのですか？」
「んなーっ」
ツナが、一気に顔を赤くした。
「そんな…改めて言われると……照れる…！ てか、バレた」
「ツナは、分かりやすいからな！」
あははっ、と笑うと、ツナはもっと顔を赤くする。
ホントに良い反応するよなー………どんだけ、好きなんだ。
「Aにもバレるなんてなー」
「ホントだよ……」
「ツナ様。愛してらっしゃるのに、どうしてそんなに考え込むのですか？」
キョトンとした様子で問うA。
そんな彼女に、ツナは、
「すっ、好きだからだよ！好きだから、格好悪いところ見せたくないんだ！」
「なぜ？」
「京子ちゃんにも、俺のこと好きになってほしいから！」
おぉっ………言い切ったな。
息を切らすツナは、自分の言ったことに改めて気付いて、思いきり顔を赤くする。
もう、ウィンナーじゃん。
Aは、
「では、好きになってもらえるよう、エスコートしなくては」
なんて言った。
「簡単に言うなよ〜………でも、Aの言う通りだね。……よし」
ツナが立ち上がった。その目には強い意志が宿っている。
「俺、頑張ってくる！！ ありがと、山本、A！」
走り去ったツナに手を振りながら、俺は「頑張れよ！」と叫んだ。
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紅うさぎ(プロフ) - チェシャ猫さん» 頑張りますね！！ (2014年7月19日 8時) (携帯から) (
レス) id: 6f89c7bf5f (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ猫 - いえいえwでは、更新がんばってください！ (2014年7月17日 22時) (レス) id: a58681a0aa (このIDを非表示/違反報告)
紅うさぎ(プロフ) - チェシャ猫さん» 顔文字が……それは、大変ですね…………こちらこそ、そんな事情があるのは、露知らず……ごめんなさい (2014年7月17日 21時) (携帯から) (レス) id: 6f89c7bf5f (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ猫 - 誤解させるような文面でごめんなさい。顔文字が使えないという奇妙なトラブルがでてきたので…。 (2014年7月17日 19時) (レス) id: a58681a0aa (このIDを非表示/違反報告)
紅うさぎ(プロフ) - ayaさん» いえ、こちらこそ、なんかすみませんっ！ (2014年7月15日 21時) (携帯から) (レス) id: 6f89c7bf5f (このIDを非表示/違反報告)
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