恐怖症 ページ35
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末吉「Aは昔から体が弱くて、喘息とか、アレルギーとかAの体質的に合わない物が多かったんだ。けど父親は躾に厳しい人で…Aが食べれん物があっても無理矢理食べさせてたらしいんだ。それを母親は止めたら「甘やかすな」って怒られたらしい」
浦田「何だそれ…」
末吉「…Aは好き嫌いが多いって訳じゃないんだ。食べたくても食べれん物が多いんだよ。トラウマもあって、食べれん物も多いけど…」
宇野「そうだったんだ…」
末吉「あぁ。…Aは、必死に父親と仲良くしようとしたけど相手にされんかったんだ。むしろ仲良くしようとすればする程、邪魔者扱いされる。だから、Aは家を出る口実を作りたくてオーディションに受けた。踊りにも歌にも自信があったんだ。Aは」
宇野「上手だもん」
末吉「だから勝手にオーディションに受けたんだ」
日高「あー…そっから喧嘩に…」
末吉「そういう事。何で喧嘩になったかって言うと、父親はAに「お前が歌手になれる訳ない」「才能もないのにくせに」「絶対に成功しないし無理だ」って言った。その言葉に怒ったAは、次の日から父親を避ける様になった。話しかけられても無視。…居ないものとして…そこから口を効いてない」
浦田「それは怒るでしょ…」
西島「うん…」
末吉「Aは家に居場所がないって言ってたんだ。兄貴たちも母親も仲直りしろって言われて誰も気持ちを分かってくれんって」
與「そうやったんや…」
末吉「だから上京する口実作りに大学に進学した」
宇野「けど背中の傷…どうやったらあんな風になるの？」
末吉「…熱湯をかけられたらしい」
宇野「え…」
末吉「でかい痣があるだろ？火傷は赤い痣になったんだ」
宇野「そんな…」
末吉「…それが、背中にある傷の真相だよ」
日高「それって消えないの？」
末吉「…多分」
ｶﾞﾁｬ…
末吉「…A…」
宇野「A！ごめんっ…私っ…」
「ううん。…いつかは話さないとダメな事だし…大丈夫だよ」
宇野「うん…」
末吉「…大丈夫か？」
「何とか…」
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Disney love(プロフ) - 始めまして！夜遅くにごめんなさい！続きのパスワード教えていただけないてしょうか？ (2020年2月24日 21時) (
レス) id: cb0d45b27c (このIDを非表示/違反報告)
海音(プロフ) - わかりました!!楽しみにしてます!!無理しないで頑張ってください!!応援しています!! (2020年2月24日 20時) (レス) id: 8f38073b2c (このIDを非表示/違反報告)
すえひだそうたいき(プロフ) - 海音さん» もうすぐ公開です！誤字りました！ (2020年2月24日 20時) (レス) id: 682e2ad7f6 (このIDを非表示/違反報告)
すえひだそうたいき(プロフ) - 海音さん» もうすぐ後悔するのでもう少しお待ちください！！ (2020年2月24日 20時) (レス) id: 682e2ad7f6 (このIDを非表示/違反報告)
海音(プロフ) - 面白かったです！続きが読みたいので良かったら桃色の幼馴染ちゃん2のパスワード教えて欲しいです！ (2020年2月24日 17時) (レス) id: 8f38073b2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すえひだそうたいき | 作成日時：2020年2月4日 20時
