桃色の幼馴染ちゃん

誘い ページ3

.


「しゅーうーちゃんっ」


末吉「なん？」


「ダンスやらん？」


末吉「だから…」


「じゃあいいもの見せるけん。絶対やりたくなるようなもの」


末吉「…はぁ…」









「ここ」


末吉「何で九十九島なんだよ」


「まぁ見ててよ」






数十分後


「ね、どう？」


末吉「すげぇ」


「やろ？ブレイクダンス見せたら何か心変わりがあるかなと思うて」


末吉「…なぁ」


「ダンススクールなら、私が行ってる所紹介してあげる」


末吉「おう」





帰路


末吉「けどさぁ」


「ん？」


末吉「何でそんな誘った訳？」


「あー…ダンススクールに…同年代があまり居らんくてさ？ちょっと寂しかったんよね。下ん子が増えてきたし…やけん同年代で……秀太は運動神経もよかけんすぐに習得しきると思うたんよね。…それに、少しでよかけん見てみたかった。秀太が踊っとる姿。絶対にカッコイイから」


末吉「なるほどね」


「嫌やった？もしかして…」


末吉「んーん。お前の言う通り気が変わったわ」


「ホント？よかった〜…」


末吉「楽しみにしとるわ。ダンス」


「うん。絶対カッコイイ。それに…そんなに難しい事もせんと思うし」


末吉「おう」


「じゃあまた」


末吉「おう。また明日」


「うん」

数年後→←コンビ名・呼び方

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す