高校 ページ7
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??「ねぇねぇ!」
「え…?」
??「あ、私は鈴木麻衣」
「あぁ…」
麻衣「友達になろ?」
「え…?」
麻衣「あっ!もちろん芸能人目当てだなんてゲスい考えしてないよ?純粋に?友達になりたいなぁ…って。ほら、席も前後だし」
「…ふふっw」
麻衣「何で笑うの〜!」
「必死やなって…wうん。友達になろ」
麻衣「うん!」
??「麻衣〜!」
麻衣「明莉!!同じクラスだったんだ!」
明莉「うん!王子も一緒だよ!!」
「王子…?」
麻衣「あぁ…Aちゃん知らないよね。この学園には王子って呼ばれてる人が居るのよ。おっとりしてる、王子が!」
「へぇ…」
ガラガラ
麻衣「あ、来た…!!」
Aはドアの方を見る
??「!」
「…?」
麻衣「こっち来る…♡」
??「あやちゃん。久しぶり」
「へ…?」
麻衣「え!?Aちゃん知り合い!?」
周り「ザワザワザワザワ…」
??「覚えてないかな…僕、濱本蒼汰」
「あ…」
濱本「思い出した?…良かったぁ…久しぶりだね。あやちゃん」
頭に手を置く
女子たち「きゃーーーーー……!!!!!」
「…蒼ちゃん、この学校やったんや…」
濱本「うん。…夏輝と優奈は元気?」
「うん。2人とも長崎に居るよ。…優奈は、美容師になる為に頑張ってるよ。…蒼ちゃんはおじさんの跡継ぐの?」
濱本「うん。僕が父さんの跡を継がないと。姉さんは継ぐ気ないからね」
「そっか」
麻衣「ね、ねぇどういう関係…!?」
「え?あぁ…幼馴染」
麻衣「お、幼馴染!?」
「うん」
濱本「あ、ねぇあやちゃん」
「何…?」
濱本「あやちゃん東京に住んでるの?」
「うん。そうやけど…お兄ちゃんの家に」
濱本「そっか〜…」
「何で?」
濱本「今日入学式でしょ?母さんも父さんも来てるんだけど、あやちゃん居るって知ったら会いたいって言ってた。あやちゃんは親は今日来てる?」
「うん。居るよ」
濱本「なら入学式終わりに、ご飯にでも行かない?久しぶりに会った訳だし。3年ぶり?今までの話聞きたいな」
「あぁ…確認しとくね」
濱本「うん」
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作者名:すえひだそうたいき | 作成日時:2020年5月30日 23時