Da-iCEの最年少 2 (ページ24)

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嫌味　You side ページ24

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数ヶ月後

初ライブを終わらせて、事務所に行った

？？「A」

「…朝倉さん……」

朝倉さんは反対してた人だ…

この人苦手なんだよな…

朝倉「集客、あんまりだったらしいな？」

…私だけならまだしも、皆の前で言う必要はない

「…そうですね。それが何か？」

ここは強気でいってやる。

朝倉「…お前の売り方を間違えたな」

「…そうですか」

私の人生に口出すな…

朝倉「耳の聞こえないお前が、アーティストになるなんて、馬鹿げてるようにしか思えなかったよ」

「…っ！」

…それは……

朝倉さんは私の反応を見て笑った

朝倉「耳聞こえないのに音楽好きとか、本当にありえないと思った」

「…っ…」

悔しい…

大野「A…」

「…だから何ですか」

朝倉「は…？」

「私の人生に…口出しせんでもらえますか。耳が聞こえんのだって、誰のせいでもない。それに、知らないんですか？…事務所の看板歌手の浜崎あゆみさんに事務所の顔とも言えるAAAのメンバーの日高くん。2人も、私と同じ、耳に障害を持っとるアーティストですよ？…2人に面と向かって私と同じ事言えるんですか？…他人の普通と私の普通は違う。片耳聞こえんからって音楽好きで居たらダメなんて誰が決めたんですか？その差別的発言に苦しむ人間がこの世に何人居ると思うとるんですか？大人なら、言葉の使い方くらい…分かってますよね？聴覚の障害は目に見えんからこそ悪く言われる事だって多い。でも…それを面と向かって言うんは違うんじゃないですか？大人としてあるまじき行為だって事に気付かないんですか？…聞こえてようが、聞こえてなかろうが、私には関係ない。好きな事を追求して、何が悪いんです？…障害を持っとったら、好きな事もやったらダメなんですか？…私の人生は、私が決めるんです。大人になんか邪魔させんけん」

…少し言いすぎたかも……

？？「言うねぇ～」

っ！

「西くっ…西島さん…」

西島「あっははっw別にいいのに」

私と肩を組む

西島「この子が、どんだけ苦しんで今の場所に居るか分かってますか？…Aだってね、自分のハンデを分かってアーティストになりたいって言ったんです。それを障害があるだの、事務所の方針と違うだの言って、端から否定したのは誰ですか？…だーれもAの事ちゃんと見てないくせに、口だけは達者ですもんね？」

西くん…