【立海】日々、晴天なり。 3 (ページ11)

今日:36 hit、昨日:2 hit、合計:281,616 hit

日常、戦前の腹ごしらえ。ページ11

はいはい、夕食の時間でーす。
まあ、例によって私はあちこち回って栄養バランス管理ですがどうしてこの量しかも4校全て見ているのでしょう解せぬ。

貴「…まあ役に立てるんならそれはそれでいいけどさあ」
金「なんちゅーええ子なの！！やっぱAちゃん可愛ぇわぁ！！」

小春さん、あなたまで神出鬼没さを身につけてしまわれたのですか、私の心臓はどうなる。

貴「ありがとう…そういえば小春さん、肝試しのことなんですが」
金「肝試しやろ？いやーん怖いわぁ、ユウくーん！！」
一「大丈夫や！小春は俺が守ったるで！」

……。
通常運転か。つか、なにから守るってのよ。

財「あの2人はいつも通りっスね」
貴「……光…あんたのとこの先輩、濃いわぁ…」
財「なにを今更。まあA先輩のとこもなかなかっスけど」

反論はできないな。それはよくわかる。

越「結局肝試し、決まっちゃったんスね」
貴「魔王2人がノっちゃったらもう止まるわけなーいじゃん」

四天青学の後輩2人組お揃いで。しっかし光がタンパク質を取りたがらないのは癖かねえ。魚とかが嫌いな訳じゃなさそうだけど。

貴「それに、肝試しの場所は部長にもう伝えられてるらしいし」

移動中のバスの中で聞けとさ。まあ精市曰く「割と結構マジ」だそうだし、期待はしてもいいんじゃないかしら？

越「A先輩は怖がったりしないんスか？」
財「というか、想像つかないっスわ」

ひっど。まあそうだけど。

貴「まあそうね、お化け屋敷入ったら大笑いしながら出てくるタイプの人間だから」
越「どんなタイプの人間っスかそれ…」
財「いたとしてもごっつ少数派でしょうね」

はいはーい、私少数派ー。って、アホ。

貴「うちの家系はねえ、なんでか知らんけどホラー映画で大爆笑するのよ」
越「…それすごくシュール」
財「A先輩が変なのは家系なんスね」

失礼な！！私は至って平凡よ！あんたらに関わるはずもない平和な立ち位置にいたのになんでこんなところにって毎日思うのよ！？
…まあ、楽しいからいいけどさ。

幸「なーんだか仲よさげだね？」
越「うわ」
財「ま……いや、なんでもあらへんっスわ」

今、魔王って言いかけたよね光！？つか、リョーマ、うわって。
案の定、

幸「え、酷いなあ」

だからその輝き5割増しのキラキラスマイルやめて下手なホラーよりも断然怖い。