白銀兄妹の1日。（ファンストーリー） (ページ1)

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白銀紅の1日。ページ1

よお！お前ら、元気か？俺様の名前は‥、って、勿論知ってるよな？白銀兄妹の一番頼もしくて、一番かっこいい、紅様だ！俺は、白銀学園、高等部２年。今日は休日だ。だから今回は俺様のカッコいい休日を見せてやるぜ！

ーここからのストーリーの『私』をあなたに置き換えて、読んでくださいね！ー

ー朝ー
紅「おーいA！何ぼーっとしてんだよ？」
　紅が私のことを気にして、話しかけて来た。
私「あ、うん。何でもない‥‥。」
　私は素っ気ない返事をして、そう答えた。
紅「元気出せ！お前は俺の大事なエサだからな！」
相変わらずの私だったら、エサじゃないと怒って
　いるのだが、紅が励ましてくれていると思うと、
　嬉しかった。
私「うん、うん！ありがとう、紅！」
　そして、『私』は、紅の部屋へと連れて行かれた。
紅「さあ、着いたぜ。これが俺様の部屋だ！」
俺様って‥‥紅は馬鹿‥？って、いやいやいや、
　紅は、ただちょっと、自信家？なのか？
紅「おい、早く来いよ！」
　私は考え事をしてたので、さっきの紅の言葉を聞い
　ていなかったのだ。紅はベッドに座ってそう言って
　いる。
私「あ、もしかして、血？」
　そう、私と紅は紅血の契約(アーティクル・ブラッ
　ド)を結んでいる。(本編とは異なります。)
紅「それじゃあ、飲ませてもらうぜ？」
　と紅は私の肌に牙を立てて、血を吸う。
私「うん‥。」
　じゅるっ、じゅるるっと音が部屋に響く。
　ぺろりと舐めて傷口が塞がると、
　紅はゆっくりと私
　の上から降りた。

ー昼ー
昼は、飯の時間だ。白銀兄妹での食事だ．
メニューは肉の料理メインで、後は少量のサラダ。

父「そうだ、お前たち。今日の学園の治安を
　報告してくれ」

紅「わかったぜ、親父。今日は‥」
　紅は張り切ってそう言おうとしていたのだが、
　琥珀が話を遮るようにして話に入ってくる。

琥珀「ちょっとまって。紅。僕が説明する。
　紅の言っていることは意味わかんないから。」

それに納得して、父はウンウンと言うようにうなずく。菫の顔にはぷぷっと言う笑い顔があった。
すると紅が、「お前ら、俺様のこと馬鹿にすんじゃね
　ーぞ！」
相変わらずの冷徹さとそれに交えたマイペースさを貫く琥珀。俺から見るとコイツは底辺の存在だ。実際にも、篝月兄弟末っ子の篝月雪に踏み倒され、罵倒されるくらいだからそう思われても、仕方がない。実際の琥珀も自身の弱さを把握している。