夕方５時の死神さん。【オリジナル】

死神達の過去話2 ページ11

...こうして、私は死んだ。

と思った。

ﾊﾟﾁｯ

月「...あれ？なんで私血まみれ？しかも校庭で寝てるし。なんで？」

冷「...んあ？」

優「！！！月！冷斗！生きてたぁ！」

ﾎﾞｽｯ

月「うわっ！ど、どうした優斗！」

冷「お、おい優斗落ち着け。何があった？誰かいじめてきたか？」

月「え、そうだったら普通に許さない。」

美「...ッチ。」

警「！奇跡だ...！とりあえず病院に！」

月「え、なんでなんで？」

...何故か生きてた。このとき私は美琴に殺されそうになった記憶だけ抜けていたから誰が犯人か言えなかった。冷斗も同じく。

これで終わり

...ではなかった。

美「...流石に十階から落ちたら死ぬわよねぇ？」

冷「おい、何してんだよ。」

美「何って？月を殺すのよ。」

冷「！そんなことさせるか！」

美「邪魔よ。」

ﾄﾞﾝｯ

冷「ッ！！っぶね！」

美「落ちないか...」

月「あれ？美琴と冷斗何してるの？」

冷「！来んな月！」

美「来たわね。」

ｸﾞｲｯ ﾄﾞﾝｯ

月「！うわっわわっ！え落ちてる！ここ十階だよね！？死ぬ！」

冷「！」

ﾊﾞッｶﾞｼｯ

ﾋｭｰﾝ

ｸﾞｼｬｯ



ｶﾗﾝｶﾗﾝｶﾗﾝ...

優「れ、冷斗と月...？なんで、またあのときみたいに落ちて来たの...？！そ、そうだ、警察に連絡！」


ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ

〜病院〜

医「...ご臨終です。」

優「そ、そんな！
う、うわぁぁぁぁぁ！！！」


今度こそ死んだ。と思ったらまたまた復活！

...とかではなく。

死「...」

死神として生まれ変わっていた。

死「...あー、ね？うん。」

このときはまだ体っぽいのはなくて優斗の上でふわふわ飛んでた。

優「...あれ？ここどこ？」

死「！」

【悲報】優斗、ショックで記憶無くす。

死「いや悲報とか言ってる場合じゃないって！おーい優斗！」

冷「なんだこれ。」

死「うわぁ！？...冷斗か。なんで鏡の中居んの？」

冷「知らねえよ。てか俺等享年十三年だってよ。」

死「わー悲し。
じゃないよ！え！？死んだ！？でも生きてるよ！？」

冷「おい落ち着け。」

死「落ち着ける訳ないじゃん！死んだんだよ！？」

冷「ああ。」

死「なんで冷斗はそんな落ち着いてられんの！？」

冷「...まだ思い出してないのか？」

死「え？」

冷「俺等、一回こうなったことあっただろ？五階から落ちた時。」

死「えーっと...ごめん覚えてない。」

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