もしも君のための世界なら (ページ8)

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紅一点/赤/策士ページ8

《今日は髪色までAやま双子だった》
《双子ちゃんでおんぶしてるの良かったな》
《Aが鍛えてる山田くん担げるとこ》

Aと涼介は世間に双子、と呼ばれている。

それを利用してか
それなりにスキンシップも多いし
(いやそれを狙ってスキンシップが多かったのかも)
、ダブルセンターを努めていた時期もあって
世間には男女の友情、
みたいに見えてると思う。

「ねぇ、やま重い降りて」

『やーだーねー』

つまり、こういう光景がまあ多々ある。
雑誌の撮影とか、
オフショットで見たことあると思うけど。

『Aさーん降りてくださーい？』

「あ、向こうまでつれてってくださーい」

こういう光景もステージでよく目にする。
MCで移動するときとか、
Aはよく涼介に飛び乗ってる。

「大ちゃん、変わって。重い、私、しぬ」

大貴「はいはい(笑)山田もう降りて、ほら」

『重い重いって言うな鍛えてるんですー』

「じゃあAに飛び乗らないでもらえます？」

宏太「ド正論だ(笑)」

『……』

裕翔「何も言えなくていじけてますこの人！」

楽屋に変えると涼介が言う
このフレーズまででワンパッケージ。

『重いのはAへの愛だけです～』

「はいはい着替えてください」

『スルーすんな！』

「うん、涼介、家帰ったらね」

あ～もう！リア充爆発しろ！

〆