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あんなこと言うつもりじゃなかったのに、
気を使って言ってくれてるの分かってたはずなのに。
自分の感情を先にさらけ出してしまった。
俺があんなに感情的になっちゃったら、
Aちゃんが本音なんて話せるわけないのに。
あー、ダメだな、俺・・・。
少し頭を冷やして、
“ごめん” てメッセージを入れたけど反応はなくて
心配になって電話してみたけど出てくれなくて。
やっぱり怒らせたかな。
それとも傷つけたかな・・・。
俺を困らせないようにしてくれてたのに
それが本音かなんて、
Aちゃんがしてくれてたこと
全否定しちゃったんだもんな。
仕事を終えてスマホを確認すると
既読は付いていたもののやっぱり返信はなくて。
別れるとか考えられないなんて思っておきながら
自分でそうなりそうな原因作っちゃうとか、
ほんと馬鹿なんじゃないの、俺。
会いに行こうかな。
ああ、でも明日撮影で朝早いんだった。
こんな時間だけどタクシー飛ばして、
明日Aちゃん家から直接現場でもいいかな。
でも怒ってたら泊めてもらえないかもしれない。
それならそれで顔だけ見てトンボ帰りでもいいけど・・・。
ああ、でもAちゃんの顔見ちゃったら
すぐに帰るのは辛いかも。
ぐるぐる考えても、ちっとも考えが纏まらない。
ちょっと落ち着いて、
部屋に着いたらもう一度連絡してみよう。
「はあ、・・・」
溜め息と共にポケットにスマホを突っ込んで
顔を上げると、
いつもの風景と違う違和感を感じて振り返った。
え、Aちゃんの・・・車？
似てる車か、
俺が駐車場の場所を見間違えたか？
思わず駆け寄って
自宅の駐車場であることを確認する。
ナンバーもAちゃんの車で間違いない。
「・・嘘、・・・来て、る？」
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叢雲(プロフ) - うさとーくさん» ご覧いただきありがとうございます。オトナ作品ですのでログイン後に検索してください。また、マイページの設定でご自身の年齢設定、検索の表示も確認してみてください。 (2018年8月28日 18時) (
レス) id: b51fbc666b (このIDを非表示/違反報告)
うさとーく(プロフ) - Under Groundで検索したら出てくるでしょうか？（；＿；) (2018年8月28日 12時) (レス) id: d19724bb2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叢雲
| 作成日時：2018年6月22日 0時
