#63_0622 Surprise〈O2+〉 ページ1
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その日はなにかびっくりさせたいなって、
ずっと前から考えていた。
そしたらちょうど金曜日で、
次の日は休みだからお泊りも出来るって思ったら
ますます楽しみになって。
事前にヒロさんにお願いして、
洋平さんのスケジュールを教えてもらった。
ヒロさんは単独のお仕事が入ってないか
マネージャーさんにまで内緒で確認してくれて。
「洋平が最近これ欲しがってたよ」なんて、
プレゼント候補まで教えてくれて。
ヒロさんのおかげで今日の準備を完璧に整えて、
洋平さんのお家に向かった。
以前に預かった合鍵を使ってお部屋に入る。
「お邪魔しまー・・す」
誰もいないのは分かってるのに、
なんとなくそんなことを言ってみる。
サプライズしたかったとはいえ、
知らないうちに黙ってお部屋に入っちゃうのって
ちょっとだけ罪悪感あるかも・・・。
「あ、靴隠さなきゃ」
黙って部屋に入ったことに
なんだか申し訳ない気持ちになっちゃったけど、
あんまり時間もないから気持ちを切り替えて
サプライズのための準備を始めた。
ダイニングテーブルの上には
お祝いのアレンジメントフラワー。
いつもと違う雰囲気のテーブルクロス。
柔らかな光が灯るライトのオーナメント。
お皿もいつもと使い方を変えて、
豪華に見えるように重ねてみたりして。
「・・・うん、いい感じかも！」
実際に並べてみるまではイメージ通りになるか
心配だったけど、
ちゃんとお祝いっぽい雰囲気になって安心した。
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叢雲(プロフ) - うさとーくさん» ご覧いただきありがとうございます。オトナ作品ですのでログイン後に検索してください。また、マイページの設定でご自身の年齢設定、検索の表示も確認してみてください。 (2018年8月28日 18時) (
レス) id: b51fbc666b (このIDを非表示/違反報告)
うさとーく(プロフ) - Under Groundで検索したら出てくるでしょうか？（；＿；) (2018年8月28日 12時) (レス) id: d19724bb2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叢雲
| 作成日時：2018年6月22日 0時
