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柄にもなく少し声のトーンを上げて言葉を発した

少しポカンとしている目の前の方に向け、さらに言葉を重ねた

梅原「私がしたくない仕事はやらせないということは、私がやりたい仕事はやらせてくれるということですよね」

じゃあ、一つ目がやりたいです。と彼女の意見も汲んでそう言った

確かに声優とはいえ知名度を上げてもらうには姿も覚えてもらわなくてはいけない

だったらお互いに利益のある一つ目以外に選択肢はないだろう

『...よろしくお願いします、!!』

机に頭をぶつけそうな勢いでそういう彼女

こちらこそよろしくお願いします。と頭を下げ、本格的に契約が決まった

CMにしては破格な額を提示してくださって、さらには売り上げの伸び具合ではさらに上げるという契約も差し込まれ、申し訳なくもありがたかった

打ち合わせの終了予定時刻よりかなり早く終わってしまい、次の現場まで中途半端な時間が空いてしまった

どうしようかと悩んでいるときに、Aさんが声をかけてくれた

『次のお仕事は何時からどちらでやられるんですか?』

なぜそれを聞いたのか疑問に思うと読まれたようで「すぐにあるようでしたら車を手配しますよ」と言われた

梅原「実は移動時間除いても中途半端な時間が空いていて少し悩んでました」

そういうと、彼女の顔がパっとひらめいたように明るくなった

『でしたら、ビル内にあるWIMICのカジュアルイタリアンランチお食べになりますか?』

『新作とかもろもろ感想もお聞きしたいですしサービスです!個室なので移動時間までそこにいていただいて大丈夫です』

昼食の予定もなく、間の時間も埋められるのはかなりありがたかった

梅原「お願いしても大丈夫ですか?代金は払いますよ」

ニコっと笑顔になって案内してくれる彼女

エレベーターでの移動中に「試作品に代金は必要ないのでサービスですからね〜」と念を押されたのでありがたくいただくことにした

店員「オーナーお待ちしてました」

オフィスとは打って変わった雰囲気のレストランでかなり気に入った

少し奥に入ると圧巻の景色が見える個室があった

アレルギーや苦手なものを聞かれて、ちょっとしたメインを決めた

『では、なにかありましたら呼んでいただけたら何でも対応しますのでごゆっくりどうぞ〜』

てっきり一緒に食べると思っていたので少し腑抜けた声になってしまったが、お礼を言って、贅沢で美味しいランチと景色を堪能した

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設定タグ:梅原裕一郎 , 男性声優   
作品ジャンル:恋愛
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のるのら(プロフ) - あかねさん» わあ〜!ありがとうございます!嬉しいです😭🙏無理せず更新してって下さい〜🥰🙌 (2023年2月9日 20時) (レス) id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - のるのらさん» ありがとうございます!無表情ちゃん好きで読んでました😊♡ 片手間に更新がんばります😢❕ (2023年2月9日 19時) (レス) id: 98165fe45e (このIDを非表示/違反報告)
のるのら(プロフ) - 梅ちゃんの夢小説を主に書いてるものです!とても面白い作品だなと思って読んでました!続きが気になるので更新頑張ってください🥰🙌 (2023年2月3日 6時) (レス) @page6 id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:A | 作成日時:2022年12月4日 20時

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