【ﾛ兄鬼2】零時に会いましょう (ページ18)

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tn「…で、問題は今日どうするか」

トントンの一言で、またもや
凍りつきそうなほど冷たい空気が走った

kn「どうするのがええんやろか…」

zm「昨日みたく手分けするのは
　良い案やと思う」

「正直…二手に分かれても
　また昨日みたいになると思う」

ut「じゃ、どうするん？」

悩んでいると、紫の彼が口を開いた

syp「2～3人で分かれたらええんちゃう？」

zm「？」

ci「ショッピ、それどういうこと？」

ゾムやチーノくんが首を傾げている

syp「俺も、分かれるのは妙案やと思います
　けど二手に分かれても昨日の繰り返しなら
　更に少人数になるべきやと…」

「鬼に見つかったらどうするの？」

syp「見つかった人達が全力で逃げて
　鬼を引きつける、その間に他の人たちが
　刀を探す」

ut「昨日、ロボロを見たとき
　そんなに足が速いわけでもなかったで」

tn「こiろされる覚悟で逃げるってことやな」

syp「有力な手がかりもない以上
　今はこれが最善としか…」

言葉を紡ぐ度、ショッピくんが肩を落とす

「…その案にしよう、でも私足遅いよ…？」

私の言葉に全員がやらかしたような顔をした