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Second Live. - From キミと唄おう。 - ページ22
ギターの音と、
君の声が入り混じって歌を奏でる。
何度聴いても、
心を鷲掴みにされるから好きなんだ。
……いや、それ以上に君のことが。
「心の中で咲いてゆく 一つの夢」
.
“俺たち”の余韻を残して
響いた音が次第に小さくなるのを聴きながら、
ギターの弦にそっと触れる。
「では、短い歌ですが最後に聴いてください」
凛とした、
普段と違う君の声が俺を揺らす度、
指先まで波打ってギターをかき鳴らすのも難しくなるから。
「時代、です」
いつもと全く違う
君の雰囲気が俺を昂らせて、
音も激しくさせる。
初めての時に比べたら、
随分と見物客は減っているかもしれないけど、
それでいい。
.
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作者名：義経櫻 | 作成日時：2014年3月11日 11時
