＃story 31 ． ページ35
．
「 じゃあ電気消すで〜？」
『 うん 』
Aがあくびをしながらベットの上に乗って、
俺とは反対向きの方を向いて横になった。
近い。
思ったより近い。
するとAが「 あ 」と声を出して俺の方を向いた。
2人の顔と顔が10センチもないくらい近い距離。
Aがとろけるような声で
『 おやすみ 』
と言った。
目が慣れてきた暗闇の中、Aの反則的な笑顔に
顔に熱が集まった。
心臓は走ってる時みたいな速さで動いてる。
『 おやすみ 』
俺はこの近さに耐えられなくなって
体をAとは反対に向けながらぶっきらぼうな声でで呟いた。
しばらくするとAの寝息が聞こえてきた。
こっちはこんなにドキドキして寝れへんってのに…
なかなか寝付けなくて数十分が経った。
うとうとし始めた時、
背後から暖かい体の温もりが伝わってきた。
胸の当たりに回された細い腕。
俺はゆっくりと状況を理解した。
『 おい 』
と言ってもAの寝息と俺の心臓の音が聞こえるだけ。
完全に抱き枕状態。
．
俺は起こさないように、体をAの方に向けて
．
．
ダメだと分かっていながらも
．
．
Aの頬に優しく唇をを近づけた。
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新井さん - この作品の続きは見れないのですか？ (2022年3月1日 22時) (
レス) id: 935738eeae (このIDを非表示/違反報告)
み れ い(プロフ) - 小説の再開嬉しいです！！戻ってきてくださってありがとうございます（；＿；）毎日の楽しみが増えました。無理はしないでくださいね！ (2020年10月31日 1時) (レス) id: 9a6b468da7 (このIDを非表示/違反報告)
Minmin(プロフ) - そんなんじゃなければいいのですがもし自分をちょっとでも責めているならそんなに重く考えないでほしいです…。今後ご縁があれば是非またお話読みたいです！ 長文すみません┏〇゛ お疲れ様でした。 (2020年7月18日 23時) (レス) id: 85633c71e3 (このIDを非表示/違反報告)
Minmin(プロフ) - 確かにすごい人は沢山いますが書きたい衝動に任せて書けるのがこのサイトのいいところだと思います。オチなし意味なし短編集でもいい所を長編でここまで続けるのってすごいと思います。続きはとりあえず自分の欠如した想像力で継ぎ足しときますね笑 (2020年7月18日 23時) (レス) id: 85633c71e3 (このIDを非表示/違反報告)
Minmin(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございました。辛い思いをしてまで書くものでは無いです、決断の経緯よく分かりました。ただ1つ。私はこの’クダリ’が好きです！内容が薄いとか感じたことなくて、本当に好きです。 (2020年7月18日 23時) (レス) id: 85633c71e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2020年3月16日 23時
