【wrwrd】私を見てほしかった【zm】

１９話 ページ20

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『ただいまー』




ゾ「おかえり」




『あ、冷麺？』




ゾ「せやで。暑いからな！」




『美味しそう！』




帰るとすでにリビングのテーブルには夕食が



用意してあった





ゾ「はよ食べよ。着替えてき。」



『うん』









・









『いただきます』




ゾ「いただきます」




ん！美味しい、！




ゾ「美味い？」




『美味しい！』




ゾ「なら良かったわ」




ゾムはトマトが嫌いだけど私がトマトが好きだから



私のにだけたくさん入れてくれてる



そういう優しいところが好きなんだよ




ゾ「この前、友達に作ったときも褒められてん！」




『そっか笑


美味しいよ笑』






嬉しそうに話す彼




またどっか違うとこを見てる




友達って言ってるけどあの子でしょ？





こうやって夕食を作って家で私を待ってくれてる



のも浮気を隠すための対策ですか？






ずっと一緒に過ごしてきた私にバレないと



思ってたのかな。



少なくともあの決定的瞬間を見なくても



いつかは私にはバレちゃんうんだよ



何年いると思ってるの？




でも、何年もいるからこそ私に飽きたの？




もう、私は、嬉しいのと悲しいのがまざって




どうしたらいいか、




分かんないよ、





誰か、誰かこの状況を助けてくれる人がいたらいいのに





まぁ、そんな都合の良い話ないよね





飽きられるような私が悪いんだろうしね。

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