【wrwrd】私を見てほしかった【zm】

９話 ページ10

ショッピside









『ね、ショッピくん』


ショ｢なんすか｣


『時々、冷たい目をこっちに向けてくる人って


私のことを嫌いなのかな』



ショ｢え？いや、そうとも限らんでしょ｣


『なんで？』



ショ｢他に考え事とかしてて、ふとそっちに


視線を向けたら目が合った、とかもあるんじゃないっすか？｣




『…そうなのかなぁ。』




はたして、この話題の溝に踏み込んでいいのか



俺には分からない


もしこの話がゾムさんの事だったら？



いやいやいや、昔からAさんに


デレデレだといじられている


ゾムさんには到底ありえない話だ





ショ｢まぁ、またなんかあったら相談してください｣





双子の姉のように俺に優しくしてくれて


かまってくれる大切な人の傷ついた姿を


放っとくことなんて、いくら不器用でも無理っすわ




『ありがとう…笑』







もしゾムさんがAさんの事を傷つけた


日なんて多分、いつものメンバー総出で


フルボッコでしょうね…←



ショ｢はい(ｸｽ)｣




そんな日が一生来ない事を願いますけどね。




皆さん、Aさんの事が大好きですから。

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