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言葉にしないと ページ24

.



「Aちゃんっ……」



ん?



「Aちゃんっ!!」


ここはっ


亜嵐「よかった…」


「亜嵐くん……?」


マスター「よかった…ごめんねAちゃん」


目を開けたら隣には亜嵐くんがいて
周りのお客さんも2組とかしかいなかった


「あれ?私…さっきまで飲んでて…」


亜嵐「なんか変な薬入れられたんだよ」


「えっっ」


マスター「やっぱりアイツ、黒だった…」


一人で飲んでる人を見つけては、
眠くなる薬を入れて連れ出す

その人の噂が回ってたらしい
今日は私がターゲットにされたみたい…


亜嵐「いきなりマスターから電話くるから焦ったよ。Aちゃん狙われてるかもって」


マスター「とにかく、無事でよかった。警察にちゃんと連れていってもらったから安心して?」


「ご迷惑おかけしました…」


……っ!!


「今何時だろうっっ」


亜嵐「えっと…もうすぐで2時になります」


「に、じ……」



慌てて携帯を取り出してみると
やっぱり玲於から着信とメールが数件…



マスター「亜嵐、Aちゃんのこと送ってあげて?」


亜嵐「はぁ〜い。Aちゃん、行くよ?」


「…うん」



亜嵐くんがタクシーを捕まえてくれて乗り込んだ



亜嵐「一人で飲むなんて珍しいね?なんかあった?」


「……あのさ、私…実は…玲於と…」


亜嵐「付き合ってるの?」


「……うん」


亜嵐「なんとなく。わかってたよ?Aちゃんとは付き合い長いし」


「…さすが亜嵐くん」


亜嵐「喧嘩したの?」


「喧嘩はしてない…。私が勝手にモヤモヤしてて…」


亜嵐「…そっか。まぁ、言えるんだったら、自分の気持ち、ちゃんと伝えた方がいいよ?」


言葉にしないと少しずつズレていくよ
って


「…亜嵐くんの言う通りだね?」



あっという間にマンションの前についた



「亜嵐くん、今日は本当にありがとう。…あの、さっきの事は…」


亜嵐「うん、言わない。心配かけたくないもんね?」


「…ありがとう。…おやすみ」


亜嵐「おやすみ」



タクシーを見送って部屋に入った…




リビングの灯りがついてるのが



見えた




.

反則→←意識が朦朧として



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設定タグ:佐野玲於 , 登坂広臣 , 岩田剛典   
作品ジャンル:恋愛
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いちご(プロフ) - SOLTWORLDさん» コメントありがとうございます!とっても励みになります^^少し遅くなってしまっても更新は必ずするので、引き続きよろしくお願いします☆!いちご (2020年11月7日 7時) (レス) id: b4a2332687 (このIDを非表示/違反報告)
SOLTWORLD(プロフ) - 更新ありがとうございます!このお話最高にきゅんきゅんします!これからの展開も楽しみです!大好きなお話の一つです!いちごさんのペースで構わないので更新楽しみにしています! (2020年11月7日 1時) (レス) id: 88cdb65b79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご | 作成日時:2020年11月6日 9時

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