あなたのことが3〈佐野玲於編〉

前と今で変わったことは ページ19

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別荘から帰ってきて
いつもと変わらない日常を過ごしていた


相変わらず玲於は
私の部屋に住み着いていて



前と今で少し変わったことは




最近玲於が甘えてくるようになったってこと…



玲於「ねぇAさん、もっとこっちおいでよ？」


「……うん//」


玲於「ん！」


「ん？」


玲於「……キス」


「えっ//」


玲於「してくれないなら俺からする…」


「玲…於っっ///」


優しく触れ合う唇は
とっても甘い…



「…んっ//」


玲於「……っ、俺、Aさんとのキス
好き」


キスをしながら
そうやって囁く…


響くリップ音


「…はぁっ//」


玲於「くすっ…息荒くなってる」


「んっ…だって、玲於がっ…//」


玲於の舌が入ってきて


玲於「…っ、Aさん…好きだよ」


って


「…私も//……すき」



彼は満足そうな顔をして
私の首筋を舐めた



「ひゃんっ///」


玲於「可愛い…」



いつも

ここで終わる



その先はいかないの…



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