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こんなにも醜いなんて ページ41
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広臣「…もしもし？玲於？」
気がついたら
Aの携帯に手が伸びていた
玲於『………広臣さん？』
広臣「どうした？仕事のことか？」
玲於『…Aさんは？』
広臣「……今出られる状況じゃないから」
玲於『え…っと……なんで…』
そりゃ、
動揺するよな？
ブォーーー
Aが洗面所でドライヤーのスイッチを入れた
電話越しにも聴こえたみたいで
玲於『………同じ部屋…？』
広臣「……何もないなら切るぞ？」
玲於『……かけ直すように伝えて下さい』
広臣「…わかった」
そう言って切った
玲於からの着信履歴も消した…
広臣「…大人げな」
こんなにも自分が醜いとは思わなかった
Aを
盗られたくなかった…
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作者名：いちご | 作成日時：2020年10月17日 7時
