スペック高すぎて ページ17
.
なつめを送ったあと、
亜嵐さんの行きつけのバーに移動した。
"岩田剛典"
当時のAさんの
教育担当だったらしい
容姿端麗
成績優秀
今は出世コースの
海外に赴任中
スペック聞いたら
とてもじゃないけど
勝てる様な相手じゃなかった
亜嵐「人としては尊敬してる。でも、Aちゃんの彼氏としては…嫌いだった」
玲於「…どうして?」
亜嵐「…あの人のせいで、Aちゃんは変わっちゃったから」
玲於「変わった?」
亜嵐「岩田さんは…たぶん、普通じゃない。Aちゃんを縛り付けて、自由をなくして、殻に閉じ込めた」
Aちゃんの交友関係って狭いでしょ?
あれ、あの人のせいって…
亜嵐「明るくて、優しいAちゃんに戻ってほしいってずっと思ってた」
玲於「…確かに、初めて会った時は全然笑わなかったっす。」
亜嵐「別れた後なんて一番ひどかったよ?笑2人は、依存し合ってたし…」
亜嵐「でも、玲於がきて変わった」
玲於「俺は、何も…」
亜嵐「あんな風にムキになったり、笑ったりするようになったのは…玲於のおかげだと思う」
そう言われたことは
素直に嬉しかった
玲於「……でも、なんで別れたんですかね。束縛彼氏なら、別れないでしょ」
亜嵐「独占欲が強すぎるから…離れてる間の行動が分からないのが嫌なんでしょ」
その時
俺の携帯が鳴った
.
205人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いちご | 作成日時:2020年10月17日 7時