あなたのことが2〈佐野玲於編〉

ナチュラルに ページ14

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A「……ファミレス？」

玲於「ここだったらデザートも食えますよ」


そう言って嬉しそうに
お店に入っていく



なんだか
子どもみたいだった



奢るっていうから
構えてたけど



肩の力が抜けた




玲於「すげー久々にきた。どれにしよっかな〜」


か、可愛い…


玲於「…？なんすか？」

A「ううん。どれにしよっかな〜」


不覚にも
可愛いと思ってしまった…



玲於「Aさん、いつも飯作ってくれるから…。たまには息抜きで」

A「…うん。ありがと」

玲於「週一とかどうっすかね？」

A「そうだね？」



玲於…
やっぱり…



ナチュラルに
住み着こうとしてるよね…？



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