９話 ページ10
『悪いけど通らしてもらうわ。』
２人の見張りはAが触れてもいないのに倒れてしまった。
覇王色の覇気だ。
『・・・・上がクズやと下もクズってか。』
どっちにしろ胸糞悪いわ、とAは基地内へと足を進める。
「!?誰だきさm」
「侵入sy」
Aは片っ端から基地内の海兵達を倒していく。
そうして一際大きな扉の前までたどり着いた。
Aは徐ろに扉を開ける。
「!?何もんだテメェ！！」
そこには１人の男と複数の女達がいた。
街であった男の話から、おそらく目の前にいる男が今回の主犯と呼べる人物だろう。
「テメェ、ここが何処か分かって来たのか。」
男は鋭い目つきでAを見る。
がしかし、次の瞬間にはニヤニヤといやらしい笑みを浮かべる。
「本来なら許されねぇが、多めに見てやろう。」
「ただし、俺の相手をしてもらうがな！」
ガハハハ、と男は大声で笑い出す。
『勘弁してや。俺はアンタを捕まえるために来てん。』
Aのその言葉に男はピクリと反応する。
「捕まえるだと？俺が誰か知って言ってんのか、あ"ぁ？」
「俺はこの島の頂点に立つビレイン大佐だぞ！」
『・・・・へぇ、初めて聞いたわ。ほんならゲス大佐も俺の事知らん？』
「・・・ゲスだと？」
『そうや、アンタの名前ってゲスって意味やろ？ピッタリやなぁ。』
Aの分かりやすい挑発に乗ったビレイン大佐は、青筋を立てて怒りを露わにする。
「テメェはたっぷり痛ぶってから殺してやる。」
『・・・・弱い奴程鳴くもんや。』
Aの零した言葉についにキレたビレイン大佐は、Aを殴ろうと拳を突き出した。
シュッ
空気を斬る音が聞こえた。
『もう終いや。アンタは一生牢獄や。』
ビレイン大佐の首にはAの刀が突きつけられている。
『・・・・動いたら足切り落とすからな。』
Aは懐からでんでん虫を取り出し、本部に掛ける。
ぷるぷるぷる、ぷるぷるぷる、ガチャ
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幸 - 夢主くんの喋り方同じ関西人として身近になったみたいで嬉しいわぁ，更新停止なんは寂しいけどこれからも応援するんで頑張って下さい (2020年6月11日 20時) (
レス) id: a5c89d6f40 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - こんなに面白いのに更新停止なの寂しいです (2019年5月18日 22時) (レス) id: 11bc736d7e (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 夢主君のしゃべり方と性格がベストマッチですね！二つ名なのですが、将軍の二つ名の動物繋がりと、自由な性格をふまえて"黒猫"というのはどうでしょうか？次回も楽しみにしております！ (2017年9月23日 0時) (レス) id: b814e0d67a (このIDを非表示/違反報告)
skywater(プロフ) - 藻さん» ありがとうございます！諸事情により更新は不規則になると思いますが、頑張って更新していきますね！！ (2017年3月20日 13時) (レス) id: d55541c125 (このIDを非表示/違反報告)
藻 - 最初のお話から楽しく拝読させて頂きました。夢主君が素敵です。これからも更新頑張って下さい。 (2017年3月20日 12時) (レス) id: b6eec3e644 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：skywater | 作成日時：2017年1月21日 11時
