馬鹿者5 ページ13
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赤井「なんだ..今忙し」
『命なんていくらでも賭ける!!何がなんでもれいにぃを助けて!!お願い!!!』
赤井「...まかしておけ」
私の荒ぶった様子に少し驚いた様子だったが、秀一は頼もしい一言を残して電話を切った。
秀一のことだ。
きっとキールからの連絡で既に動いているだろう...
きっとれいにぃもキールと同じ場所へと連れていかれるはず...
すると携帯が震えた。
見ると新一の文字が。
『新一?どうした??』
新一「今すぐ水族館に来てくれ!事情はメールで送る!!」
新一はスケボーに乗って既に向かっているらしい。時間が無いみたいだな。
送られてきたメールには、水族館の観覧車のライトの配色がキュラソーのノックリストを思い出す鍵だと。
...なるほどね。
急がないと、きっとそこには敵も味方も向かっている。
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『アイリッシュ、水族館に車を出して』
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数十分後、水族館に到着した。
すると館内に駆け込んでいく新一の姿が目に止まった。タイミング同じだったか...。
アイリ「はぁ、またあのガキか...」
アイリッシュも新一の姿が見えたのだろう。
俺の時もそうだったが...とブツブツ隣で言っている。なんだかんだアイリッシュも新一の事が心配なのだろう。
その様子にクスッと笑う。
『ありがとうアイリッシュ。君はここから早く離れてて』
アイリ「...俺も一緒に行かなくていいのか?」
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私の言葉にアイリッシュは少し間を空けて答えた。
まるで期待するように視線を寄こしたアイリッシュ。あれ、なんか犬に見えてきたぞ、、、
大きな金色の、、、ゴールデンレトリバー??
いやいや、そうじゃなくて、
『貴方が生きていることがバレたらまずいやん?一応変装しているけど、今回は直接ドンパチするかもしれない......念の為だよ』
アイリ「...了解だ。終わったら連絡くれ。
......アイツのこと、頼んだぞ」
『うん、ありがとう。分かった』
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もう少し何かを言いたげなアイリッシュに感謝を述べ車から降り、観覧車の方へと走った。
あの様子...
アイリッシュとキュラソーの間には何かあったのかもしれない。
私はアイリッシュの組織にいた頃の事は特に何も聞かない。どんな人と接してきたとか、どれだけ人を殺したとか...
それは過去だと思っているから。それにアイリッシュ自身も話さない。
そんなアイリッシュが良い奴だ、と言った人物。
少し疑問に思ったが今は本題をと首を振り新一を追った。
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よる - イッキ見しましたー!2日かかった…(読むのが遅いだけ)面白かったです!更新待ってまーす!笑 (2020年3月14日 15時) (レス) id: c5f0e73031 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 更新まだですか?待ってます!! (2020年2月13日 0時) (レス) id: 4ec1a4318b (このIDを非表示/違反報告)
さち - すごくおもしろいです。続きが楽しみです。よろしくお願いします。 (2020年1月21日 23時) (レス) id: bae193555e (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 更新まだですか.....? (2020年1月12日 23時) (レス) id: 4ec1a4318b (このIDを非表示/違反報告)
氷 - めちゃくちゃ面白かったです!個人的にルパン達との絡みを増やしもらったら嬉しいな、と。これからも頑張ってください! (2019年12月22日 20時) (レス) id: 0dd927e5ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:235711 | 作成日時:2019年10月13日 21時