訪問者6 ページ8
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ジンside
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「、、、、」
なんだあの女は、、、
猫達に指示を出し今度は黒い猫を抱き抱えて走っていった女の後ろ姿を見つめる。
次第に霞んでくる視界。
「っ、、くそっ、、、」
血が出過ぎだ、、、、
俺の意識は薄れていった、、、。
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「ッはぁっ、、はぁっ、、」
今から30分前くらいだろうか、、、
FBIの連中と撃ち合いになり、数発食らった。
敵の分散のためにウォッカとも別れ、迷い込んだ路地裏。
携帯も弾が掠って使い物にならない。
少し歩いていくと路地裏にしては広い空間に出た。
ここにするか、、、
「ｯ、、、、」
出血量から見るに動けない。ここで止血をしようとハァと息を吐き、目を瞑ろうとした瞬間──
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、、、カサッ
「！！」
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近くでした物音。
自然とベレッタに手が届く。
もし人だったら撃つか？
いや、、近くにはまだFBIがいる。むやみに撃つわけには、、、
警戒し物音がした方向に目を凝らして見ていると、、、
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「ニャーン」
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そこに居たのは1匹の白猫だった。
欠伸をしながらこちらに歩み寄ってくる。
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「ﾁｯ、、、驚かせやがって、、、」
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ベレッタから手を外し、白猫を睨むがその猫はそんなの気にもしないでこちらにあるいてくる。
「おい、こっちに来るな」
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「ニャー」
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手で払っても近づいてくる猫。
俺の出血から出来た血の水たまりを猫は気づいていないのかその白い毛並みの足で踏む。
その血が付いた足をFBIに見つかったらマズイ。
「ﾁｯ、来るなって言っただろっ！！」
怒りでそう怒鳴るとその猫はビクッと体を揺らし走って逃げていく。
しまった、と思った時ふと感じる沢山の視線。
暗闇から多量の2個の光が見える。
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、、、、、猫だ。
俺が怒鳴ったせいか、猫が集まってきて俺を威嚇する。
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「、、、ﾁｯ」
どうやらここは猫の縄張りだったらしい。
運が悪ぃ場所に来ちまったなぁ、、、、
猫の様子を伺っていると、1匹のこの中で1番大きい猫が前に歩み寄ってきた。
たぶん、こいつがこの縄張りでのボスだろう、、
その猫は俺にｼｬｰと威嚇し、今にも飛びかかる体制をとる。
どうする、、、撃つか？
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ベレッタに手を伸ばした時────
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「っ！ブーちんだめ！！」
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女の声が聞こえたのだ。
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猫好き - うんうん！猫はいいよね！ だから捨てるやつは……ユルサナイ(^^)（小説に関係無さすぎワロタ） (2019年6月9日 13時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ナギやん - シロさん» これを書いてるのは作者なんだしスタイルもそれぞれ、スタイルに良い悪いはないと思います。なので作者のスタイルを否定するのは如何なものかと、、、 (2019年5月5日 16時) (レス) id: 86dc9dbf12 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 読点「、」の羅列は読みにくいので三点リーダー「…」に直した方が良いと思います。 (2018年10月21日 10時) (レス) id: cbc826e585 (このIDを非表示/違反報告)
235711(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます！ (2018年10月12日 23時) (レス) id: e932b9528c (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 参画者2ザ・エンドではなくジ・エンドですよ (2018年10月1日 20時) (レス) id: 895a4f49cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：235711 | 作成日時：2017年7月1日 0時
