参画者4 ページ44
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『、、、なに？』
考えを邪魔しないでほしいな、、、
わざと態度に出すように目だけを向け、短くそう返した。
その私の態度に一瞬怯んだが、声を絞りだように私に話しかける。
毛利「あなた、、、どこかで、、、っキャッ！！」
『うおっ』
しかし、毛利蘭が何かを言おうとした時、車が一気に傾いた。右へと壁に叩きつけられる。
私と毛利蘭の出た声の女子力の差は比較しないでほしい。切実な願いだ。
この急な曲がり、、、Uターン？
いや、しかももっと急な、、、
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「パタン」
車の扉が開く音とその振動がトランクにも感じた。
目的地に着いた、、、？
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静かに耳を澄ますと、、
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？「、、、っ、、ぁ、、、い、、」
？「、、、か、、、！、、、っ、、、」
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『、、、二人いる、、、？』
女性と男性の声が二つ。
アジト的な所に着いたのか？
いや、でもあんな急なUターンはしなくていいでしょ。
まるで方向転換したようなUターンだった、、。
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蘭「ね、ねぇ『シッ』、、、」
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今は会話を聞き取るのが最優先。
すまないけど話しかけてきた毛利蘭に黙るように人差し指を立てる。
中指ではないよ。
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まずは今の状況を知る必要がある。
ここはどこか。
アジトだったらどうやって逃げるか。
しかも、毛利蘭を連れてだ。
くそー、あの時は毛利蘭に便乗したけど止めとけばよかったー
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その瞬間だった────
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「パンｯ！パンｯ！！」
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突然聞こえた二発の銃音。
一気に空気が凍った。
蘭「ぇ、、え？ぃ、今のって、、」
『、、、(その音は聞こえたくなかったな、、)』
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流石に銃音だと分かったのか毛利蘭は反応する。
私は何故か冷静だった。
自分が今、危ない状況ってことは分かっている。、、、でも、心の中で少しこの危機感を楽しんでいる私がいた。
それから外の会話の声は大きくなるが、話の内容までは聞き取れない。
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それから一発。三回目の銃音。
そして、、、
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「ガッシャーンｯｯ！！！」
盛大にガラスが割れる音。
トランクに感じる振動からこの車の窓ガラスだろう。
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このトランクの中で分かる情報は少ない。
だからと言って今の状況では外に出るのは危険。
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相手は拳銃持ち。
そして、どこかに、、、、
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『スナイパーがいるな、、、』
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他の拳銃の銃音とは違うライフルの音。
さっき一発だけ聞こえのを私は見逃していない。
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猫好き - うんうん！猫はいいよね！ だから捨てるやつは……ユルサナイ(^^)（小説に関係無さすぎワロタ） (2019年6月9日 13時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ナギやん - シロさん» これを書いてるのは作者なんだしスタイルもそれぞれ、スタイルに良い悪いはないと思います。なので作者のスタイルを否定するのは如何なものかと、、、 (2019年5月5日 16時) (レス) id: 86dc9dbf12 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 読点「、」の羅列は読みにくいので三点リーダー「…」に直した方が良いと思います。 (2018年10月21日 10時) (レス) id: cbc826e585 (このIDを非表示/違反報告)
235711(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます！ (2018年10月12日 23時) (レス) id: e932b9528c (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 参画者2ザ・エンドではなくジ・エンドですよ (2018年10月1日 20時) (レス) id: 895a4f49cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：235711 | 作成日時：2017年7月1日 0時
