参画者3 ページ43
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車のトランクへと駆け寄った。
手を扉の取っ手にかけ、上へと持ち上げる。
「カタン」
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『やあ、、、面白そうなことをしているね』
車のトランクを開け、声をかける。
いきなり扉が開いて驚愕した顔の毛利蘭と目が合った。
すぐに逃げないように覗き込むように見つめた。
蘭「だっだれ！？」
そう聞く毛利蘭の瞳には焦りと恐怖が見える。
だれ？と聞く限り、私を如月Aだと気づいてないなこりゃあ、、
まあ、そっちの方が好都合だけど。
『安心して、敵じゃないから』
蘭「ぇ、ぅ、うん、、、」
毛利蘭を安心させるようにニッコリ笑ってそう言い、私も毛利蘭同様トランクへの中で潜り込んだ。
毛利蘭は私を自分と同じような立場だと思ったのか、しぶしぶ隅に寄って私の場所を作ってくれる。
入ってすぐ、車のドアを開け閉めする音とエンジンをかける音が聞こえた。
そして車の進む感覚を感じる。
『(動いた)』
車が動き始めてから携帯をつけ時間を確認する。
その漏れた光によって、不安そうな毛利蘭の顔が見えたがどうすることもできないので気づいていないふり。
こっちだって不安だ。
もし、あの女がベルモットだったら？
この車はどこまで行く？
私は別として、そこに毛利蘭は連れていってもいいのか、、、？
そんなことより、、、
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灰原哀は生きているのか？？
『(さっき、、、)』
車のドアの開け閉めの音は合計で4回聞こえた。
もしあの外国人女性だけだったら2回のはず。
灰原哀は脅されて乗ったのか？それとも、、、
もう殺されて“荷物”として乗せられた？
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『(、、やめよう。マイナスに考えるのは、、、。)』
車は一定の速度で走り続ける。
右折、左折の止まった回数(おそらく信号)を頭の中で数えるが正確な位置までは掴めない。
車の速度を考えると、たいして急いでいるわけでもないし、荒い運転ではなく、気持ちが高揚している訳では無いと分かる。
そう、冷静な落ち着いた運転。
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考えろ、、、
灰原哀を仕留めるなら何を使う？
ナイフ、、？いや、違う。
ナイフなら血痕が自分に残る可能性がある。
1番楽に殺せるのは、、、
そう考えると拳銃、、、？
国際的な組織ならサイレンサー付きの拳銃くらい持っているはずだ。
周りに銃音が聞こえる心配もない。
なら、、、
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なぜここで殺さない？？
死体が必要だとか？
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蘭「ね、ねぇ、、、」
考えて頭の中ごっちゃの中、毛利蘭の声が聞こえた。
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猫好き - うんうん！猫はいいよね！ だから捨てるやつは……ユルサナイ(^^)（小説に関係無さすぎワロタ） (2019年6月9日 13時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ナギやん - シロさん» これを書いてるのは作者なんだしスタイルもそれぞれ、スタイルに良い悪いはないと思います。なので作者のスタイルを否定するのは如何なものかと、、、 (2019年5月5日 16時) (レス) id: 86dc9dbf12 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 読点「、」の羅列は読みにくいので三点リーダー「…」に直した方が良いと思います。 (2018年10月21日 10時) (レス) id: cbc826e585 (このIDを非表示/違反報告)
235711(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます！ (2018年10月12日 23時) (レス) id: e932b9528c (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 参画者2ザ・エンドではなくジ・エンドですよ (2018年10月1日 20時) (レス) id: 895a4f49cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：235711 | 作成日時：2017年7月1日 0時
