野良猫《名探偵コナン》

参画者1〜第5章〜 ページ41

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その後、工藤新一から事情を聞いた。

ベルモットは工藤新一を幼児化した組織の幹部らしい。
そのベルモットの標的は組織の裏切り者である灰原という少女、、いや、この子も幼児化してるらしい。なんかめんどくさくなってきたぞ、、。

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『なーる。なんか君はいろいろ危険なことに巻き込まれてるってことね、、、んで、その灰原って子は？』


コナ「今は家で眠っている。ベルモットがどう仕掛けてくるかは分からないから、家から出さないつもりだ。」


『、、、なるほどね。』




私だったら黙ってられないけど。
私がその灰原って子の立場だったら、何がなんでも君のところにも行くけどな。
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『君はあのパーティーに行くの？』

コナ「いや、俺の代わりに行ってもらうやつに頼んだ。俺の母さんが変装のプロだから、俺の姿に変えてもらう。」



へぇ！変装のプロか、、
なんかルパンみたいだなぁ、、



『その人も、工藤新一が幼児化してる事を知ってるんだ。』


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コナ「ああ。
それより、お前は絶対に家から出るなよ。」

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『あー、うん。』


そうそう、さっきの話し合いの結果、私は今回の事には関与しないということになった。
つまりは家で待機。

ただ目をつけられたのか、殺すためなのかがハッキリしていないからという理由で。



コナ「本当に分かっているのか？Aにも盗聴器が付けられていたってことは、少なくとも目をつけられたってことだからな！？」


『分かってるって』


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お前は組織の恐ろしさを分かっていないと、私に真剣な顔で訴えてくる工藤。

実はあまり、危機感を感じていない自分がいる。
ベルモットに私の正体がバレたのは少し驚いてはいるが、だからと言ってこちらだって調べようと思えば、それに匹敵する情報で対抗することが出来るだろう。

それにあの頃はルパン達といろんなギャングや組織に関わっていたし。
まあ、彼が私が白川Aだって知らないけどね。

私が元々“そっち”側だと言ったら、目の前の彼は驚くだろうか。

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コナ「ぜってぇ家にいろよ！」


『はいはい。じゃあね』

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私達はこの言葉を最後に分かれた。
工藤新一はこれから準備に入るらしい。
頑張れ！

で、私はというと、、、
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『大人しく家で待機ね、、、





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まあ、するわけないじゃん。』←




さっそく約束を破る気でいた。


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『(この私に盗聴器を付けたんだ。顔くらい拝ませてもらうよ、、ベルモット。)』



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