解明者9 ページ40
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『誰にも言わないから安心して、、？』
そう言った如月は、心から安心できる綺麗な微笑みだった。
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『あ、そう言えば、工藤新一って毛利蘭の家に居候させて貰ってんでしょ？』
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コナ「ああ、そうだけど、、、？」
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『大変だねぇ〜毛利蘭は知らないんでしょ？“彼女”の家とか、、、、、、見放題じゃーん』
その言葉の意味は一瞬で察した。
言われて、顔が赤くなっているのが自分でも分かる。一緒に風呂に入ったとか、死んでも言えねぇな
コナ「っばっ！お前、そこまで調べたのかよっ！！それに蘭はまだ、彼女じゃあ、、、」
『え？いつも仲良さげに話しているからてっきり彼女だと、、、』
コナ「は？“いつも”！？前から目を付けてたのかよ、、、」
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『？、付けなくても聞こえてくるし、、、』
コナ「？どういうことだ？」
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聞こえてくる？
家が近くなのか？？
如月は少しうーんと考えて、あっと何かに気づいたように声を漏らし、ポンと手を置いた。
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『、、、あー、話が合わない訳がわかった。』
コナ「、、、？」
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『私、あなたと同じクラスだけど』
コナ「、、、え？」
予想外の答えに声が漏れた。
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『やっぱり、気づいてなかったか。
如月A、覚えてない？一番後ろの席の。
まあ、いつも寝てるし顔出してないし、覚えてなくても仕方が無いけど、、、』
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如月A？
一番後ろ？
いつも寝てる？
そのキーワードを元に頭を働かすと出てきたのは、クラスで“貞子”と呼ばれて誰も近づかない髪で顔を隠している女性。
コナ「如月、、A、、？あっ！！あの！？」
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こんな顔してたのか！？、、、、美人じゃん。
確かにバスで会った時なんか既視感を感じた。
そう言えばクラスでも、たった一度“あの時”、如月の顔を見たことがあった。
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『うん、たぶんそれだヨ。
改めまして、丹羽高校2年B組如月A。情報屋を営んでおります。どうぞ宜しく〜』
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如月はニヤリと笑い、わざとらしくお辞儀をした。
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その表情は今まで教室で見ていた如月とは違い、イタズラが成功した子供のような笑顔だった。
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おまけ
「お前、印象変わりすぎだろ、、、」
『あーしとけば誰も寄ってこないでしょ？
1人が楽だしね〜猫さえいればいいし、、』
「(いつもそうしておけばいいのに、、、せっかく美人なんだからよ、、、)」
『何そのジト目は、、、』
第4章『解明者』完
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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猫好き - うんうん！猫はいいよね！ だから捨てるやつは……ユルサナイ(^^)（小説に関係無さすぎワロタ） (2019年6月9日 13時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ナギやん - シロさん» これを書いてるのは作者なんだしスタイルもそれぞれ、スタイルに良い悪いはないと思います。なので作者のスタイルを否定するのは如何なものかと、、、 (2019年5月5日 16時) (レス) id: 86dc9dbf12 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 読点「、」の羅列は読みにくいので三点リーダー「…」に直した方が良いと思います。 (2018年10月21日 10時) (レス) id: cbc826e585 (このIDを非表示/違反報告)
235711(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます！ (2018年10月12日 23時) (レス) id: e932b9528c (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 参画者2ザ・エンドではなくジ・エンドですよ (2018年10月1日 20時) (レス) id: 895a4f49cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：235711 | 作成日時：2017年7月1日 0時
