野良猫《名探偵コナン》

旧知者2 ページ29

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『幼児化ぁ？それホントなの、、？』


次元「ああ、本当らしいぜ。
実際幼児化している奴がいるみたいだしな。
不二子の情報だから信用は出来ないが、、、」

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まじかよ、、、
外見は子供で中身オッサンとかだったら、たまったもんじゃねぇな、、、

つまりは不二子ねぇさん、若返りたいわけね。
確かにその幼児化の薬を使えば、歳を取らない体だって出来るかもしれないし。

あ、不二子ねぇさんの場合、いつまでも若い身体でいたい！とかかな、、、


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怖い世の中になったもんだ。

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次元「もし時間あったらAの方でも調べてみてくれねぇか」

『うん、いいよ。なんな分かったら情報送るね』


次元「頼むぜ〜？



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世界一のハッカー、白川Aさんよ？」


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『ハァ、、昔の話だよ、、、』


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久しぶりに聞いた自分の名前。

なんかみんなに会いたくなってきちゃったな。




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それから次元とちょっとだけど、最近の事とか話をした。最近のルパンに五ェ門、それに不二子ねぇさんのことも。
みんな相変わらずみたいで懐かしく思えた。

話の終わりの合図は次元の携帯のメール音で、もう行かないと行けないらしい。


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『お別れみたいだね、、、』

次元「、、あぁ。」


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お互い最後の言葉をなんてかければいいか迷って、沈黙の時間がおきる。
バイバイ？またね？うーん、、「なぁ、、」


考えてると、次元の声がポツリと聞こえた。


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『ん？』


次元「、、、帰ってこないのか？」


『、、、』


次元「お前にとってこの日本は狭すぎるんじゃねぇのか？


、、、、おれは、、、お前がいた時の方が楽しかった。」


『！』


おお、、、ちょーたまに出る次元のツンデレのデレの部分。
なんかさ、次元とブーちんって似た所があると思うんだよね。この前電話でそれ言ったら、ブーちんって誰だよ？と言われたのに対して、猫ですなんて、言えなかったけど。

そんなことより、、


めっちゃ嬉しい。
そんなこと思ってくれていたなんて。


でも、、、


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『、、、うん、ごめんね。でも、この日本は私にとって全然狭くないよ。毎日色んな変化があって、、知らない人に出会って、、、


“兄貴”が守りたかったこの日本をもっと知っていこうって、、、
それに、まだやり残っている事があるしね。』
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私情を次元達に迷惑かけたくない。



次元「そぉか、、、」


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次元は私の気持ちを分かったのか、何も深くは言わなかった。

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