乗客者13 ページ25
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それから警察署に車で連れていかれ、人数が多いせいか、終わったのは数時間後だった。
ようやく終わって開放されたとぞろぞろみんな警視署から出ていく。
『、、はぁ〜』
せっかくの猫カフェが、、、と、自動ドアから出ると正面にブーチンが座っていた。
ブーちんは私の姿を確認すると立ち、方向を変え歩いていった。
「あ!猫ですよ!」
「ほんとだ!かわいいぃー」
あの子供たちがブーちんを指さして話している。
ブーちんはそんなことお構いなく1度も振り返らず歩き続ける。
相変わらず、ブーちんは私と似て子供嫌いだ笑
それにブーちんはあまり人通りが好きではなく、滅多に路地裏から出ない。
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『ブーちん、、心配してくれたのかな?』
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今はもう夕方。
いつもの猫のたまり場に行く時間は過ぎている。
来ない私を心配して来てくれた、、、?
なんて可愛いやつなんだ!!
久しぶりに見たブーちんのデレに感動していると、肩を叩かれた感触がした。
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『だれ、、、!!』
振り向くとあの新出?と呼ばれた男性。
あの時の悪寒は感じず、ニコッと笑っている。
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新出「あの時はありがとうございました。」
『ぁ、あの時、、??』
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何故か感謝をされる。なんかしたっけ?
新出「僕がコナン君の前に出て撃たれそうになった時ですよ。あなたがバスジャックの1人に撃たないほうがいいと、、、」
『ああ、そんなお礼を言われるほど、、、』
実際、あれはあの荷物が爆弾か確かめるために言っただけだし、そんなつもりでは無かった。
それに、この男性にはやはり先程のような悪寒はしない。やっぱり気のせいかな、、、
新出「?、、、あの、、?」
『あ、すみません。少し考え事を、、それで?』
どうやら考え込んでいたらしい。
難しい私の顔に新出さんは不思議そうな顔をしていた。
新出「それで、お礼がしたくて、、、もし、この後空いていたら一緒に食事でも、、、」
『ぇ、、え〜と、、、』
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猫カフェにも行けなくなって時間は空いているけど、、流石に初対面の人と一緒に食事に行くのはな、、、
さっきの悪寒も気になるし、、、あ!でもさっきの悪寒の原因を確かめれるかもしれない、、、
そうだ!話せば何か分かるかも!!
『じゃあ、お言葉に甘えて、、、わっ!!』
私がYESの返答をした時、後ろからグィッと右腕を引っ張られた。
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新出「、、、」
『、、、え?』
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猫好き - うんうん!猫はいいよね! だから捨てるやつは……ユルサナイ(^^)(小説に関係無さすぎワロタ) (2019年6月9日 13時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ナギやん - シロさん» これを書いてるのは作者なんだしスタイルもそれぞれ、スタイルに良い悪いはないと思います。なので作者のスタイルを否定するのは如何なものかと、、、 (2019年5月5日 16時) (レス) id: 86dc9dbf12 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 読点「、」の羅列は読みにくいので三点リーダー「…」に直した方が良いと思います。 (2018年10月21日 10時) (レス) id: cbc826e585 (このIDを非表示/違反報告)
235711(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2018年10月12日 23時) (レス) id: e932b9528c (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 参画者2ザ・エンドではなくジ・エンドですよ (2018年10月1日 20時) (レス) id: 895a4f49cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:235711 | 作成日時:2017年7月1日 0時