乗客者11 ページ23
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バスから数メートル離れ、安心していた時。
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「あれ？灰原さんは？」
「そーいえば、、、」
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私の前を走る子供たちの会話が耳に入った。
はいばら、、、？
確か私の座席の前に一人、赤い色のフードを被った女の子が見当たらない、、、
まさかまだ中に、、？？
そう思った時、前を走っていたあのメガネの少年が向きを変え、バスの方へと走り出した。
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『はぁ！？あのメガネっ！何やって、、、』
多少、お口が悪くなったのは気にしないで欲しい。
私の隣をメガネの少年が横切った。
反射的に持っていたお荷物(男)を離し、私もそのメガネを追おうとした時、誰かの手が私の肩を掴んだ。
誰だよ！と後ろを向くとマスクの男性が。
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『、、、なに』
？「君はあの少年よりも駆け出しが遅い。今頃君が行っても危険なだけだ。」
その男の深緑の目と目が合う。
その目に写る私の顔はきっと、眉間にシワがよってるだろう。
ここは一発皮肉を言ってやろう
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『あら？あなた風邪を引いてたんじゃなかったっけ？さっきも元気に手刀を決めようとしていたしぃ？』
？「！、、、気づいていたのか」
私の言葉に深緑の目が見開いた瞬間、
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ﾄﾞｯｶｰﾝ！！！
背後で爆発音がした。
しまったと思い振り向くと、あの少年が赤いフードの女の子を抱きしめ、爆風と共に飛び出してきた。
そして、地面に叩きつけられている。
はぁ、安心した。
それから警察官と子供たちがあの少年に駆け寄る。
あの様子からするに警察官とは知り合いみたいだ。
少年を除く子供たちは警察官の車に乗り、走っていった。
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『、、、、』
その様子を目を細め見つめる。
バスの中で犯人達の目的、計画を暴き、犯人達の無力化。
いつ爆発するか分からないバスの中へ飛び込んでいく度胸。
あの年代には不釣り合いだ。
あの少年、一体何者？？
考えても無駄だ、、ともう行けないであろう猫カフェへのキャンセルの電話をかけようとした時、ふと視線を感じた。
『、、、？』
視線の方へと振り向くと、一人の男性と目が合う。
あの、新出？と呼ばれていた男性。
私を？と私も新出？さんを目を凝らしてみた時、体に悪寒が走った。
『っっっ！！』
ぞわりと冷たくて恐ろしい感覚が身体を走る。
身体が逃げろと信号を出している。
無意識に一歩後ずさった時、その悪寒は消えた。
あれ、、、
再び新出？さんを見てもその感じはしない。
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気のせい？？
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- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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猫好き - うんうん！猫はいいよね！ だから捨てるやつは……ユルサナイ(^^)（小説に関係無さすぎワロタ） (2019年6月9日 13時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ナギやん - シロさん» これを書いてるのは作者なんだしスタイルもそれぞれ、スタイルに良い悪いはないと思います。なので作者のスタイルを否定するのは如何なものかと、、、 (2019年5月5日 16時) (レス) id: 86dc9dbf12 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 読点「、」の羅列は読みにくいので三点リーダー「…」に直した方が良いと思います。 (2018年10月21日 10時) (レス) id: cbc826e585 (このIDを非表示/違反報告)
235711(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます！ (2018年10月12日 23時) (レス) id: e932b9528c (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 参画者2ザ・エンドではなくジ・エンドですよ (2018年10月1日 20時) (レス) id: 895a4f49cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：235711 | 作成日時：2017年7月1日 0時
