野良猫２《名探偵コナン》

協力者12 ページ25

.


.
私の対応に赤井捜査官はクツリと笑い腕を引っ込めた。

.

赤井「この前はフラれてしまったからな。ゆっくりと話がしたいだけだ。」

『、、、この前？』

.
やっぱりこの男と会ったことあるんだ。
知らぬ間にFBIと？怖すぎだろ。
それよりこの前とはいつぞや、、、




.
赤井「同じバスに乗っていただろう？」

.

バス、、、？
最近バスで一番印象的なのは、、、


.



.

バスジャック！！

『隣に座っていた、、？』

赤井「あぁそうだ。」

.

思い出した。
あー、確かに事情聴取が終わった後に少し会話した気がする。ご飯がなんちゃらで
手刀を入れようとしてた男性だ。
不発に終わっていたけど

.

『あーだったらあの身のこなしの良かった女性もFBI？あのトカレフの安全装置を入れた、、、』


赤井「あぁそうだ。お前もあの時、バスジャック犯を挑発して銃を奪った時はいい動きをしていたな、、、こちらはヒヤヒヤしたが。」


それはゴメンナサイネとあの時の外国人女性の口調を真似して謝っておく。
やっぱり、あの女性はただもんじゃなかったか。
映画見ただけで実行できるわけなかろう。


.

『その私の行動だけで疑って調べたの？』

.

本当に知りたいのはそこだ。
この男は私の正体を知っているのか？
それとも、、、
あの時の私の行動から何者かと疑って調べただけか？
後者なら、私が白川Aだということは分からないだろう。
願わくば後者だ。

.

赤井「、、、」


.

しかし私の質問には赤井捜査官は何も答えない。
この質問の答えの私にとって価値があることに気づいているのか？それで答えを選んでる？
だったら、かなりの切れ者じゃねぇか。


.
何も言わずに黙っているつもりなのか？




だったらこちらはしらを切らせてもらうぞ。

.



『そんな、ただ体術を取得していただけで疑わないでくださいよ〜
私よりも、もっと気になった人いるでしょ？
あの事件をほとんど１人で解決したあの少年とか、、、』

.









.







.









.

「それって、僕のこと？？」


.

子供の声が二人だけしか居ないはずの病室に響いた。

.






.







.

────────────────────

お気に入り、評価、本当にありがとうございます！
コメントも本当に励みになります！！

ありがとうございます！

早く安室さん出したい！！(心の声)

協力者13→←協力者11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す