あなたを守るよ。2【降谷零】【名探偵コナン】

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伊「鬼塚教場ー、気をつけ！教官に向かってー、礼！」

鬼「おはよう。」

「「「「おはようございます！！」」」」


ビシッと敬礼をして、再び始まった警察学校の日々を噛み締める。

諸「おはよう、A。」

「ヒロくん！！おはよう、久しぶりだねぇ。」


朝の挨拶が終わって、小休憩。ガヤガヤとし始めた教室の喧騒に耳を傾けていると、心地の良い音が入ってきてぶんっと振り向く。みんなよりも少し茶色がかった髪の毛を持っていて、もみあげは清潔感あふれる長さ、短く切られた前髪が幼さを増長させている。猫のような吊り目に、くっきりと存在感のある二重。…今日も天使なヒロくんに、おはよう頂きました。

降「A、おはよう。」

「あ、降谷くん！！今日私たち拳銃訓練のあとの点検当番だよ。」

降「そうだったのか。なら早く終わらせようか。」

「もちろん！」


…今日のお昼は拳銃訓練の後の点検で潰れてしまうから、教官のところに行くのはやっぱり放課後が良さそうだな。

松「…はよ。」

萩「おっはよう、Aちゃん！」

伊「久しぶりだなぁ、みんな！元気だったか？」

「「「「班長！」」」」

私の席の前に集まって来てくれた、大切な仲間たち。…今日は教官と面談の日。私がゼロに行けるのか、つまりこの5人を助けることができるのかが決まる日だ。

気を引き締めていこう。

「お昼はカツ丼。」

教官に、勝つ。頑張れ私。




萩「おはようって言って返された言葉はお昼ご飯のメニュー名でした。俺の気持ちを10字以内で述べよ。」

松「笑ってやるぜ。」

萩「お前も俺と同レベだからな！？」

伊「喧嘩はダメだぞー？確かにお腹空いたな、A。」

「へ？早いね？まだお腹は空いてないよ…？」

伊「、えっ」

諸「すごいね、見事にカオスだ」

降「みんな集まってすぐいつものペースに戻るところが俺たちらしい…のか？」

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