太陽 ２ ページ26
灯Side
急いで岩陰に避難する。きっとあのままじゃ焼け死んでいただろう。
とはいってもここに居ても死ぬのは時間の問題だ。こうしているうちにも気温はどんどん上がっている。
「どうやって戦う！クソッタレの気温が70度に上がったぞ！？」
『…持ってもあと30分程度か』
更に上げてきている。あんまり長々とこちらを生かしておく気はないようだ。
でも、この出力なら…
『恐らく本体が近くに居ます、遠隔操作でこのパワーはありえない』
「ヤバいぜ、暑さで倒れるラクダが出始めた」
「じっとしていてもしょうがない、僕の
「花京院！！」
確かに今は本体を探すことが重要だ。…でも良いのだろうか、何かとても嫌な感じがする。
『花京院、なにか攻撃の予兆があればすぐにスタンドを戻して』
「大丈夫、敵スタンドの位置を見るだけだ。どの程度の距離にいるか分かれば本体の位置も分かるかもしれない」
20ｍ、40ｍ、60ｍ、80ｍ、100＿＿＿
「うっ！？」
『！！花京院、今すぐスタンドを戻して！何か来る！』
すぐに視界からエメラルドグリーンが消える。次の瞬間、太陽から何か光線のようなものが降り注いだ。
「あれは…」
「あれが何かを考えるのは後だ！地面に穴を開けるから中に逃げ込め！！」
『花京院、怪我はない？』
「ああ、おかげさまでね。あの光線、当たったらマズそうだ」
ここは穴の中だからさっきよりは暑さが和らいでいる。…が、あの光線を撃たれれば全員一気にお陀仏だろう。
あまり大きな音や声を出さないほうが＿＿「敵スタンドはどこだっ！？どこにいるんだ！」
…ポルナレフにはチョップを入れておいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - 柱の男の餌さん» 読んでくれる人が増えただけで号泣モンです…読んでくれてありがとうございます！最近スランプ気味なので更新遅いですがその一言でスランプを再起不能に出来た希ガス。頑張りますね！ (12月9日 18時) (
レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
柱の男の餌 - うおぉぉ…！なんだか世界観に引き込まれるような気がして一気読みしてしまいました！（語彙力）更新楽しみにしています！ (12月9日 17時) (レス) @page21 id: be6e33eff1 (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - えお気に入り登録増えてる…！？ありがとうございます！！ (11月25日 17時) (レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：圧倒的睡眠不足 | 作成日時：2023年10月21日 14時
