正義 ７ ページ16
灯Side
全力で表情を殺してホテルに入る。しんどいです。
「ン。名前書け」
承太郎が宿帳を渡してくる。名前なぁ、さっきの今だし偽名でも使っとくか。…ん？
『ッ、ﾌ』
あーーやばい笑う、マジで笑う。だってさ、承太郎の名前欄見たら「空条Q太郎」って書いてあるんだよ？もうちょいマシな偽名はなかったんか。
まあいいや、私も書こう。偽名は…名字変えるか。
その後全員宿帳を書き終わり、部屋に行くことになった。
『設備は案外きれいだね』
「そうだね。灯、この後どうする？」
『んー、もうちょっとホテル内を散策してから部屋に戻って明日の準備、かな』
今回は客が少ないということで一人一部屋が与えられている。
まさか一人ずつ始末する気じゃあないだろうな？特にポルナレフあたり。
…想像してたら有り得そうで心配になってきた。ちょっと後で様子を見に行ってみよう。
とりあえず部屋に入り、荷物を下ろす。
部屋の中も案外きれいだが、テレビは電気が通っていないのかつかなかった。
『…よし、こんなものかな』
一段落つき、ベットに腰掛ける。と、その時、
ガシャン！
『？！何、今の音…ロビーからか？』
下の階から大きな音がする。あの婆さん早速なんかやったのか？
ちょっと心配だ。…見に行くか。
私はこっそり部屋から出て、ロビーに向かった。
＊＊＊＊＊
ロビーに着き、あたりを見回す。
『…特に異常はなし、か…？』
パッと見、おかしいところはないな。でも、ならどこから音がしたっていうんだろう。
『変だな…あ』「お、灯。奇遇だな」
▼あ！やせいの ポルナレフが とびだしてきた！
『ポルナレフ、君もあの音を聞きつけて？』
「ああ、婆さんになんかあったら良くねえなと思ってよ。なんかみっけたか？」
『いや、特には。…ごめん今見つけた、あそこの部屋、扉開いてる』
ロビーの奥のところに、扉の開いた部屋がある。きっとお婆さんがいるのだろう。
「婆さんいるのかー？なんか崩れるような音がしたが、どうかしたのか？」
ポルナレフが声をかける。…返事がない。「入るぞ」と一言断って、部屋に踏み入る。
一人で行かせるわけにも行かないので、私も後についていった。
…面倒ごとの予感がすごくする。
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圧倒的睡眠不足(プロフ) - 柱の男の餌さん» 読んでくれる人が増えただけで号泣モンです…読んでくれてありがとうございます！最近スランプ気味なので更新遅いですがその一言でスランプを再起不能に出来た希ガス。頑張りますね！ (12月9日 18時) (
レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
柱の男の餌 - うおぉぉ…！なんだか世界観に引き込まれるような気がして一気読みしてしまいました！（語彙力）更新楽しみにしています！ (12月9日 17時) (レス) @page21 id: be6e33eff1 (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - えお気に入り登録増えてる…！？ありがとうございます！！ (11月25日 17時) (レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：圧倒的睡眠不足 | 作成日時：2023年10月21日 14時
