【ジョジョ】君達を【花京院典明】

女帝…という名の閑話休題　１ ページ42

灯Side

私達はバスでベナレスへ向かった。いわゆる聖地というところだ。

というかさっきからポルナレフがうるさい。ネーナを口説きながら説教している。どういうことだってばよ。

しばらくしてベナレスに着き、バスから降りる。ポルナレフはまだネーナを口説いていた。

「どうした、ジジイ。元気ないな」

見ると、ジョースターさんの腕に、何か虫刺されのようなモノができていた。

『…念のため病院行って診てもらいましょうか。私のスタンド、ばい菌とかが原因のには効きが悪いんです』

逆に、単純な裂傷とかの怪我には特によく効く。病気は治せない。

「あ？これなんか人の顔に見えないか？」

「おい、冗談はやめろよポルナレフ…」

その後ジョースターさんは病院へ、ポルナレフはネーナの案内(という名の口説き)をしに行った。

『あ、ジョースターさん、私もついていきましょうか？一人だと心配なので』

しかし、別に病院くらいは一人で行ける、大丈夫だの一点張りでついて行かせてもらえなかった。

ちなみにポルナレフは声をかけるより前にさっさとどっかへ行ってしまった。どこ行くか言ってくれないと万が一の時困るんだけどな…

…暇だ。珍しく暇だ。やることがない。

『…何しよ』

そう思っていたら、花京院がこっちにやってきた。

『花京院、どうしたの？さっきまで承太郎と向こう行ってたけど。何か用？』

「いや、その…今やることないんだったら、僕らとちょっと観光でもどうかな？」

『！行く！！』

久々に楽しい休みになりそうだ。

女帝…という名の閑話休題　２→←皇帝・吊られた男　12

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す